日誌
福島県中体連総合体育大会
7月22日(月)に須賀川アリーナにて行われた福島県中体連総合体育大会卓球競技に、本校から3年生石井亮汰さん、1年生中川姫咲さんがシングルスに出場しました。
結果としては、石井亮汰さんが1回戦敗退、中川姫咲さんが2回戦敗退でした。しかし、小規模校の本校から、男女それぞれ1名ずつ県大会に出場したことは、部員全員にとって大きな励みとなったことと思います。来年度以降も、本年度の2人に続いて県大会出場者が出ることを願っています。
翌7月23日(火)には福島市クラウンアリーナにて、福島県中体連総合大会剣道競技が行われました。本校からは男子個人戦に大竹悠仁さん、女子団体戦に3年生武藤はなえさん、1年生の江川夢乃さん、遠藤綾音さん、大竹心遥さん、武藤ももえさんが出場しました。
結果は大竹悠仁さんが1回戦敗退、女子団体戦も1回戦敗退でした。しかし、剣道部でも男子、女子それぞれから県大会出場を果たしたことは、来年度以降に繋がる快挙だと感じています。今後、本校生徒が本年度以上の活躍を見せてくれることを期待しています。
なお、本年度卓球部及び剣道部が県大会出場に至るまでには、地域の方が外部コーチとして関わってくださったお陰です。地域の支えなくしては、この結果はなかったと思います。この場をお借りしまして厚く御礼を申し上げます。
第1学期終業式
7月19日(金)に第1学期終業式が行われました。昨日人権教室が行われたように、租税教室など第1学期終了間際まで、地域の方や関係機関の肩のお力をお借りしまして、充実した教育活動を行うことができました。これもひとえに、地域の皆様方を始めとした多くの方々の学校教育へのご協力とご支援のおかげと感じております。
皆様方のご支援のおかげで、本校生徒38名は全員第1学期終業式を無事に迎えることができました。
終業式の中で各学年の代表生徒が、1学期を振り返っての反省と夏季休業の抱負を述べました。そして、終業式後には、自主学習コンテストの表彰、村子どもの主張大会の表彰披露、夏季休業中に係る事前指導、県中体連総合大会参加者へのサプライズでのエールが行われました。
夏季休業中は、長期休業日だからこそできることに取り組み、有意義な時間の使い方をしてほしいと思います。
明日から始まる夏季休業日は37日間になります。SNSの使用方法の注意点、熱中症予防対策など、学校としても事前指導を行ったところではありますが、引き続き、地域の方の本校生徒への見守りやご指導をお願いいたします。
人権教室
7月18日(木)3校時に本校で「人権教室」が行われました。この人権教室のために、村人権擁護員の方3名、村役場職員の方1名の計4名が来校され、司会進行及び講師を務めてくださいました。「人権とは何か」について中学生にもわかるようにかみ砕いて説明していただいた後に、車椅子の少女の高校進学にまつわるエピソード、盲導犬を連れた女性がスイーツ店への入店を断られるというエピソードをDVDで視聴しました。DVDには前述の2つのエピソードに加えて、近年、障がい者の方の権利を社会全体がどのように捉えるようになっているかについても説明がありました。そして、DVDの最後は、エレヘーターへの乗車を待っている車椅子の男性への正しい対応の在り方で結ばれていました。
人権教室後の4校時には、人権教室に参加しての感想と作文に取り組みました。そして、生徒から提出された作文は、全てコンクールに出品しました。今回の人権教室を障がいのある人もない人も誰もが住みよい社会をつくるためにはどうしたらよいのかを考える契機としてほしいと思います。
最後になりましたが、お忙しい中にも関わらず、来校されて司会及び講師役を務めていただきました村人権擁護員の方、村役場職員の方にこの場をお借りしました御礼申し上げます。
村子どもの主張大会
7月12日(金)に裏磐梯中学校にて村子どもの主張大会が行われ、本校からは3年生の瀨戸桃花さんと武藤はなえさんの2名が学校代表として発表しました。また、3年生全員が裏磐梯中学校に赴き、聴衆として村子どもの主張大会に参加しました。
瀨戸桃花さんは「全力で取り組むこと」という題名での発表でした。中学校で始めた部活動の卓球を最初は負担と思っていたけれども、だんだん意欲的に取り組むようになり、それにつれて大会等でも良い結果を出せるようになっていったという自分の実体験に基づいた内容でした。
武藤はなえさんは「家族の中の自分の役割」という題名での発表でした。はなえさんの祖母が泊まりがけで外出することになった際、はなえさんが自分の留守中、家事ができるかどうか心配をしていたという体験から、家族の中での自分の役割について考えたことを発表していました。
上の写真は、2人の発表と表彰、そして表彰後の集合写真です。
最後の写真の笑顔から、しっかりと発表することのできた充実感と無事に発表を終えた安心感が感じられます。
今回の村子どもの主張大会は、発表者の2人にとってだけではなく、聴衆として参加した3年生全員にとって良い刺激を受ける場になったと感じています。村子どもの主張大会を通して感じたことや考えたことを今後の生活に活かしてほしいと思います。
租税教室(3学年)
7月9日(火)3校時に喜多方税務署職員の方が来校し、3学年を対象に租税教室が行われました。
税金は何に使われているのかを話していただき、税金がないとどうなるのかについてDVDを視聴しました。また、所得の違う人たちにどのように税金を負担してもらえば良いのかを生徒自身が考えたり、話し合ったりしました。
最後の3枚の写真で職員、生徒が持っているのは「1億円のレプリカ」です。レプリカとはいえ、その重みを感じて生徒は自然に笑顔になっていました。
中学生であっても何かを買う度に消費税を支払っています。このように身近であるはずなのに、中学生にとってわかるようでわからないのが税金です。今回の租税教室は生徒にとって「税金」について理解を深め、今後考えていくための良いきっかけとなったのではないかと感じます。このような機会を設けてくださった喜多方税務署員の皆様方に、この場をお借りしまして御礼申し上げます。