出張! ヨモヨモ 三度目!
こんにちは 図書館担当です。「また、来た」と思わずお付き合いください。
登校日のお子さんの様子はいかがでしたか。久しぶりに学校に行ったので疲れたのではないでしょうか。職員は、気をつけなければいけないことがあるにせよ、子どもたちが学校にいることの幸せを感じた2日間でした。
さて、臨時休業が残り1週間となった今、ご家庭でのお子さんの読書状況は、いかがですか? 登校日に、どの学年も新しい本を借りていきましたので、毎日読む習慣がついているのではないでしょうか。
「まずい。うちの子、読む習慣がついてない」と、今思ったおうちの方。大丈夫です。学校では、朝のさくらタイムに読書の時間を位置づけています(各学年の計画による)。みんなが読んでいると、なんとなく自分の選んだ本の文字を追います。文字を追っているうちに、もしくは、挿絵を眺めているうちに、「なんとなく楽しい」「この絵おもしろい」となってきます。そして、友達に「ねえ、見て、見て」と伝えたくなります。そうなんです。面白い本を、共有できる人がいることで、読書時間はさらに充実していきます。 担任をしているクラスの子どもたちの、そのような姿を何度も見てきました。本を介して、自分の思いを伝え、相手の考えを聞き、共感したり、その場面による違う視点を伝え、自分と友達の考えの相違に気づいたり……。とても楽しそうです。そして、また自分の読書に戻っていきます。そうやって少しずつ読書への抵抗がなくなっていきます。
本来の読書からは少し外れるかもしれませんが、ぜひおうちでは、おうちの方が、本の面白さを共有できる「本の友達」になってください。「何読んでるの?」「どんな話?」と尋ねてもいいですし、「学校から借りてきたこの本の挿絵、見て見て」とおうちの方から誘ってもすてきです。大好きなおうちの方と本を通してコミュニケーションをとることができたら、嬉しいと思います。そういう経験が、お子さんの読書に対する意識を高めていくのかなと感じます。
残り1週間、お忙しいとは思いますが、5分でもいいので、お子さんの「本の友達」になってあげてください(実践していらっしゃるおうちも多いこととは思いますが)。
18日からは、学校でも、みんながみんなの「本の友達」になって、お休み中に面白かった本について聞こうと思います。
*さくら小のかわいいみなさんへ
今、先生方は、クラスに置く本を選んでいます。もし、「こんな本を読みたい」というのがあるならば、18日に、担任の先生や図書館担当に教えてください。買えるかどうかは分かりませんが、考えてみます。
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