こんなことがありました!

5・6年 情報教室

 先日12月10日、三島町教育委員会 学校支援員の小杉一浩様をお招きし、5,6年生とおうちの方を対象に「メディアとの付き合い」について講演していただきました。
 メディアを利用することによる目をはじめとした健康面や依存など精神面への影響、体力面への影響、SNSにより被害者にも加害者にもなるトラブルの事例などわかりやすく教えていただきました。
 1日に3時間以上ゲームをすると1年間で1095時間になり、1年間学校で授業を受ける時間の980時間を超えます。脳を働かせる時間より、脳(特に前頭葉)をにぶらせる時間の方が長くなることに衝撃を受けた児童もいました。
 また、読書や昔ながらの遊び(体を動かす遊び)の良さ、五感を使うことの大切なども教えていただきました。

『健康を損なわず、依存症を防ぐのには、
 ゲームは1日
  ・1時間以内
  ・できれば30分以内
  ・連続1時間以上はさける
  ・2回にわけてゲームをする
   (日大教授 森昭雄「ゲーム脳の恐怖」より) 』という勧めがありました。

 5,6年生のみならず、ゲームを利用する際、家庭でのルール作りの際に参考にしていただければと思います。
 

 ~子ども達の感想~

・ネットはいい事だけだと思っていたけど、頭が悪くなったり、目がおかしくなったり、成績が下がってしまうなど、いろいろな残念な事があるので、ネットについて見直したいと思いました。

・教えていただいたように、スマホやゲーム機、タブレット、パソコンなどを20分くらいやったら6m先を見るなど、ゲームは1日1時間、2回に分けることなどを意識していきいたいと思いました。

・私はよくゲームとかして宿題がはかどらないときがあったけど、それを続けると成績が下がったり、頭の回転が悪くなったりすることがわかったので今度から時間を気にしたりします。

・昔あそびがよいとのことだったので、今後から5分、10分お手玉とかをしようと思います。まずは続けることが大切なのでこつこつよくしていきます。

 

 もうすぐ冬休みです。学校でも冬休みの生活について1日のスケジュールを立てたり、過ごし方についてのお話をしたりしていくところです。ご家庭でもメディアとの接し方についてお子さんとご確認ください。