こんなことがありました!

言葉にこだわる!~2年生国語の授業~

 10月17日(木)、小教研耶麻地区会国語科研究部会第二次研究協議会において、2年生の国語の授業を、耶麻地区内の先生方に参観していただきました。教材文は説明文『ビーバーの大工事』、単元名は「生きものクイズ大会をひらこう」です。
 問題 ビーバーは、どうやって木を切りたおすのでしょうか。
 答え 歯でかじってたおす。
 教師が示した答えの文の不十分さを補うために、「こう直すとビーバーのすごさが伝わる」という考えを出し合いました。話し合いは大変活発に行われ、教材文を指しながら、「この文を入れた方がよい」「この箇所はいらない」「この言葉だけ付け足せばいい」「下あごの歯はするどいと書いてあるけど、上あごの歯はするどいと書いていない」などなど、叙述をもとに、自分の思いや考えを、しっかりと伝え合っていました。

 子どもが考えた答え(一例)
 上あごの歯を木のみきに当ててささえにし、下あごのするどい歯で、ぐいぐいとかじって切りたおす。

 よく聞き、よく話し、よく考えた45分間。授業の最後に、子どもから「もう終わっちゃうの」という声が聞かれたこと、そして参観されていた先生方が思わず拍手をされたことが、本授業のすばらしさを表していました。