食べ物の養分や水分はどのように体に吸収されるか。(6年理科)
2021年5月23日 12時10分6年生は、「物の燃え方と空気」の学習を終えて、「動物のからだのはたらき」の学習をしています。
まずは、「物の燃え方と空気」の学習を終えた子ども達の感想から紹介します。
◎わたしが心に残った実験は、酸素を閉じ込めた瓶の中にろうそくを入れた時、炎が電気のように明るく強く燃えたことです。 もう一つ、気体検知管で酸素、二酸化炭素を採取して調べる実験がとても楽しかったです。とても良い勉強になってよかったです。(O.Kさん)
◎私が一番心に残った実験は、ろうそくが燃える前と燃えた後の空気を調べる実験です。その実験は、集気びんの中に石灰水を入れました。燃える前の空気は何も変化がなかったのですが、燃えた後は、石灰水が白く濁りました。私は、この実験で物が燃えた後は燃える前と比べて二酸化炭素が増えるということが分かりました。(K.Aさん)
◎空気の中では、燃え方は普通だけど、酸素の中では燃え方がとても激しくなることが分かりました。スチールウールは、酸素の中で線香花火みたいに燃えました。(K.Tさん)
◎僕が実験で一番楽しかったことは、気体検知管【酸素二酸化炭素(0.03~1パーセント)二酸化炭素(0.5~8パーセント)】を使って、それぞれの気体の体積の大きさを調べたことです。燃える前は、酸素は21パーセント、二酸化炭素は、0.03%ぐらいでしたが、燃えた後は、酸素は17パーセント、二酸化炭素は3パーセントになりました。驚きました。(K.Hさん)
◎スチールウールは、燃えるときに高い温度になり、瓶の底に何も敷いていないと瓶が割れてしまうほどの温度になり、燃えても二酸化炭素は出ないということが分かった。(S.Dさん)
◎スチールウールが燃えたあとがすごかった。すごい熱い空気で燃えていくのでそれが一番すごいと思いました。(K.Kさん)
◎ぼくは、「物の燃え方と空気」の学習を終えてびっくりしたことは、瓶の中に酸素をたくさん入れるとろうそくの火が激しく燃えることだ。大変だったことは、気体検知管で瓶の中の気体をしらべることだった。(O.Yさん)
「動物のからだのはたらき」の単元では、消化の仕組みと呼吸の仕組み、吸収した養分や水分、酸素を体全体に行き渡らせる仕組みを学習しています。下の写真は、唾液の働きを調べる実験(一人実験)の様子です。唾液は、でんぷんを体に吸収しやすい形に変化させる働きがあります。この単元でもたくさんの発見や驚きがあるはずです。
ご飯を約40度のお湯の中で絞り、その汁をア、ィ2本の試験管に入れます。ィの試験管にだけ唾液を入れ、ア、ィの試験管を約40度のお湯で10分間温めます。その後、ア、ィ双方の試験管にヨウ素液を入れると、アは青紫色に変色しますが、ィは変化しません。唾液を入れた試験管内のでんぷんは、別の物に変化したということです。