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こんなことがありました! 日誌

塩酸に溶けたアルミニウムや鉄の行方は?(6年理科)

2022年2月4日 09時30分

 前の理科の時間には、鉄やアルミニウムに塩酸を注ぐと泡を出しながら溶けることを学びました。この時間は、溶けた鉄やアルミはどこへ行ったのかを話し合うことから始まりました。「鉄やアルミニウムは、液の中に溶けているのではないかな。」「塩酸に溶ける時に泡が出ていたから、気体になって試験管の外に出てしまったのではないかな。」この2つの予想を確かめるために、鉄やアルミニウムの溶けた液を蒸発させることにしました。もし、鉄やアルミニウムが液の中に溶けているなら、蒸発させれば固体となって出てくるはずです。もし、気体となって外に出たのならば、蒸発させても何も残らないはずです。窓や扉を開けて換気を十分にし、保護メガネをかけて実験しました。はたして・・・・

 鉄が溶けた液を蒸発させると何やら黄色っぽい粉が出てきました。アルミニウムが溶けた液を蒸発させると白っぽい粉が出てきました。アルミニウムや鉄は、気体となって出ていったわけではないようです。でも、子ども達が、「きな粉みたいだ」と言っていたこれらの粉は、鉄とアルミニウムなのでしょうか。まだまだ、追究は続きます。