生き物の一年をふり返って(まとめ編)4年理科
2022年3月14日 09時25分4年生理科「生き物の一年をふり返って」の学習の様子です。この時間は、前の理科の時間に引き続き、春夏秋冬それぞれの植物や虫などの動物の様子を観察記録を基に表にまとめる作業を行いました。今日は、ヘチマと虫などの動物の様子についてまとめました。そして、前の時間にまとめたサクラ、ナナカマド、アジサイも含めて一年間の様子をふり返ってみました。すると、暖かさの違いによる様子の変わり方が、植物も動物もとても似ていることに気づきました。そしてそれは、ちょうど気温の変化のグラフにぴったりと合うのです。気温のグラフが上がるにしたがって植物の成長は盛んになり動物の活動も活発になります。逆に気温のグラフが次第に下がるにしたがって、植物の成長は止まり、サクラなどは葉が枯れ落ち枝だけになり新しい芽ができ始めます。ヘチマなどは葉も根も茎も実もかれ、種ができます。動物たちも様々な姿で冬を越し、あたたかくなるのを待ちます。このように、気温のグラフを作成したり様々な植物や動物の様子を一枚の表にまとめたりすることで、これらの植物や動物の一年間の様子が気温と関係していて、とてもよく似ていることに気づくことができました。
最後に、みんなで言葉をつなぎ合わせながらまとめの文を作りました。こんな風になりました。「植物や動物は暖かくなるにつれて、葉が多くなったり、くきが 伸びたり活発に活動するように なる。寒くなってくると葉やくきや根が 枯れたり活動がにぶくなる。 種物は芽や種で、動物は いろいろな姿で冬をこす。」1年間の様子を短い文章で表すのはなかなか難しいと思いますが、子ども達はよく頑張りました。学習後に提出されたK.Mさんのノートには、「たいへんだったあ」と感想が書き込まれていました。たくさん発表して本気になって考えて、いっぱい書いたものね。みんな大活躍の学習でした。1年間の継続観察、ご苦労様でした。