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こんなことがありました! 日誌

今日の生き物

2022年12月5日 10時08分

職員室に見慣れないカメムシが歩いているのを発見しました。

普段見かけるカメムシに比べ、ほっそりとしています。

そして後ろ足をみるとぷっくりと膨らみが見られます。

調べてみると「マツヘリカメムシ」のようです。

※ ちょっと古い昆虫図鑑には載っていないようです。

 

マツヘリカメムシは、実は外国から入ってきてしまった外来種のひとつです。

日本での歴史はそれほど古くなく、2008年に関東地方で見つかったのが始まりのようで、あっという間に全国に広がってしまったようです。

(既に東北から九州まで生息しているのが確認されています。)

元々の生息地は北米のようですが、今では日本だけでなく、ヨーロッパにも侵入しています。

輸入された、ベイマツと一緒に運ばれて来たようです。

 

 

国立公園内に位置する裏磐梯小学校ですが、気をつけて周りを見てみると、色々な外来種が既にいるようです。

 

人間の活動によって(輸出入によって)意図せず運ばれて来てしまう生き物もたくさんいます。

外来生物は、元々いる生き物に悪い影響を与えるかもしれませんので、気をつけていきたいですね。

 

カメムシの仲間は、独特の匂いを出すので、嫌われることが多いです。

しかし、マツヘリカメムシは青リンゴのような香りを出す事が知られています。

どのような香りか挑戦してみてはいかがでしょうか?