中学校体験授業
2024年2月2日 15時15分
昨日の6年生の数学の学習です。
あれ?算数じゃないの?6年生の算数といえば、
いつも中学校の先生の教えていただいてるじゃないですか
今日は、特別です。
いつもは、中学校の教頭先生に算数を教えてもらっている6年生。
今回は、中学校から、数学の担当の先生が来て、中学校の「数学」の学習を体験します。
中学校のO先生です。
トランプを使ってゲームをします。
1~3のカードを引いて、最も数が多かった人が勝ちです。
♣と♠は正の数、♡と♢は負の数になります。
(黒いカードはプラス、赤いカードは、マイナス)
今までの算数でマイナスやプラスの数は出てきていません。
大丈夫かなぁ・・・先生たちも心配そうに見守ります。
ゲームスタートです!
最初こそ、戸惑っていましたが、
プラスとマイナスの計算を頭の中でスラスラできているようです。
マイナスばかり出て、悔しそうなRさんです。
計算した数を表に書き込みます。
みんな、どうやって、プラスとマイナスの数を計算したのかな?
O先生がまとめてくれました。
最初に、黒のトランプの数を足して、赤のトランプの数を足す。
黒の数-赤の数で計算できます。
やり方がわかってきたところで、追加ルールです。
自分が一番負けているとき(マイナスのカードが大きいとき)
一番負けているとコールすれば、一番点数の高い人とカードを全て交換できます。
つまり、大逆転が可能になりました。
みんな、引かせたいカードを、真ん中に置いたり、
カードを選びながら、相手の表情を読んだりと真剣です。
(まるで、ライアーゲーム!?だまし合いです)
5回戦すべてのゲームが終わったら、自分の獲得点を合計します。
合計が、プラスの人もいれば、マイナスの人もいます。
今回、総合優勝したのは、MさんとMさんでした
ゲーム中やゲーム後の得点の計算を通して、
自然と正負の数の計算ができるようになっていました!
いつの間にか、1と-1、や、3と-3などは0になるから、
先に計算してしまえば楽だということも気づきました!
(マジシャンのようなO先生です)
最後に、適当に配られた6枚のトランプの正負の数を計算します。
グループごとに計算して、どのように考えたのか説明し合いました。
中学校の数学の授業は、とても楽しかったようです。
算数大好きな6年生、4月からの中学校の数学も楽しみになりました
O先生ありがとうございました。