月は、いつも表の顔しか見せてくれません。
2021年1月6日 12時45分今年、ブログの中で月の写真を何枚かアップしてきました。
画像を見ると月の模様はいつも同じであることに気づきます。つまり、地球から見える月は、いつも同じ面なのです。
地球から見える面を表とすると、なぜ、裏側は見えないのでしょうか。
調べてみました・・・・・・。
地球から月の裏側が見えないのは、月の自転速度と公転速度が同じだからです。図でいうと、月が45度公転した時には同じく45度自転しているというわけです。
なぜこのようなことが起こるかというと、月には地球の引力が働いています。月の重心は中心より地球よりにあります(図の赤い▲の部分)。このため、常に重心がいつも地球の方に向いている状態が月にとって一番安定した状態となるわけです。 (だるまさんを転がすと、いつも重心を下にして起き上がるのとおなじ原理)
では、月の裏側は、どうなっているかというと・・・。クレーターだらけででこぼこしているそうです。
ちなみに月の裏側の様子がわかったのは、今から62年前にソビエトの人工衛星ルナ3号から送られてきた写真が最初だったそうです。
月の裏側はクレーターだらけ