こんなことがありました! 日誌

今の時代の授業風景

2021年6月8日 09時01分

 6月8日(火),1校時目の授業におじゃましました。1年生は渡辺教諭の理科,2年生は池田教諭の数学,3年生は鈴木教諭の社会です。3つの授業とも,テレビモニターに画像や映像を映し出し,デジタル教科書を使って説明をしています。数学の授業では,4月から学校に配付されたタブレットが,1人1人の机上に準備されています。

 学校の授業も昔と違ってきました。デジタル教科書は必需品となり,教師は黒板だけでなく,モニターの画像やタブレットPCを活用しながら生徒の興味が高まる工夫をしています。昔のように教師が一方的に黒板に板書し,生徒はひたすら板書を写すという授業は少なくなりました。ここ数年の教育のICT化により,授業での教え方も急速に変化をとげています。近い将来,毎日タブレットを家に持ち帰って,タブレットでその日の復習や宿題する時代が到来するかもしれません。 

 ただ,デジタル化が進んでも,ノートで問題を解いたり,板書したり,お互いに議論して考えを深めたりするアナログの教育も子どもたちの成長には欠かせないと感じています。裏磐梯中学校でも,今年1年をかけて,授業のどの場面でICT(タブレットやデジタル教科書等)を使ったら効果的なのか,いろいろ試していきながら検証していきたいと思います。大事なのは,デジタルとアナログの二者択一ではなく,デジタルとアナログを上手に融合して,子どもたちにとってわかりやすい授業にしていくことだと思います。私たち教師も日々進化していかなくてはなりませんね。

 

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