北一中ブログ

日誌

令和6年度 着任式・始業式・入学式

 4月8日(月)、春の気配が色濃く感じられるこの日に令和6年度着任式、始業式、入学式が行われました。4月5日(金)の入学式式場準備で既に転入職員と生徒達は顔を合わせて、協力してさまざまな作業を行っていましたが、正式な紹介は着任式が初めてでした。

  

  

 続いて、始業式が行われました。始業式の担任発表では、ちょっと緊張した生徒の様子も見られました。

 

 

  11時からは令和6年度入学式が行われました。2年生の表情からは先輩になるという喜び、3年生の表彰からは最上級生になるという自覚が感じられました。2、3年生、教職員、保護者の方々、そして多くの来賓の皆様のご臨席を賜り、無事に入学式を終えることができました。

   

   

   

   

  

  

   

  

 

離任式

 3月28日(木)に本校の離任式が行われました。令和6年度人事異動に伴い、本校からは鈴木校長を始めとして4名の教職員が転退職しました。

  

  

  

  

  

  

 

 好天の中、笑顔で本校職員としての最後の交流をし、別れを惜しみつつも温かな笑顔をお互いに浮かべつつ、離任式及び見送りは幕を閉じました。

 転退職された教職員の皆様には、これまで大変お世話になりました。また、最後になりましたが、新天地でのますますのご活躍をお祈りいたします。

令和5年度 修了式

 本日3月22日(金)に令和5年度修了式が行われました。思い返せば、令和5年4月6日(木)始業式から全校生徒44人による本校での教育活動が始まりました。そして、去る3月13日(水)に15名の卒業生が笑顔で本校を巣立っていきました。さらに本日、1、2年生29名が無事に修了式を迎え、進級する運びとなりました。

  

  

  

 

  1、2年生が年度末・年始休業日を事故等に遭うことなく安全に過ごすとともに、令和6年度の始まりに備えて本年度の学習内容の復習や部活動に打ち込むなど有意義に時間を使い、一回り成長した姿で4月8日(月)に再会できることを願っています。

学校保健講座及び学年保護者会

 3月18日(月)に学校保健講座と第1学年及び第2学年の学年保護者会が行われました。

 学校保健講座は講師として、福島県警察本部少年女性安全対策課会津サポートセンターに勤務されている花見好美先生をお招きして実施しました。講座の演題は「情報モラル教室 楽しく安全にインターネットを使おう」でした。花見先生は日頃の勤務から中学生、高校生と関わることが多く、ご自分の体験も交えてわかりやすくお話ししてくださいました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  現在、スマートフォンはとても身近になり、小中学生でも所持することが多くなっています。しかし、それに伴ってSNSやインターネットトラブルで事件・事故の被害者になったり、ときには加害者になったりすることも増加しています。しかも、ここ数年で小学生、中学生が事件・事故に巻き込まれる割合が急激に増加しているとのことでした。

 だからこそ、子どもと保護者が話し合ってスマートフォン使用に関する家庭でのルールを決める必要があること、保護者が子どもにスマートフォンを与えたという責任の基に「ペアレンタルコントロール」を行う必要があることについての話がありました。

 まだご家庭でスマートフォン使用についてのルールを決めていない場合は、今回の講座の内容がはっきりと残っているうちに話し合いの時間を取っていただきたいと思います。

 スマートフォンはとても便利な機器ではありますが、使い方を誤ると子どもだからといって許されない事態も起こりえます。そのようなことにならないように、保護者の皆様の見守りと支援の基に、スマートフォン等を扱う生徒自身に適切に利用するための意識を培ってほしいと思います。

 

 学校保健講座の後には、本年度最後となる1、2学年の保護者会が行われました。

【第1学年保護者会の様子】

  

【第2学年保護者会の様子】

  

 第1学年保護者会、第2学年保護者会ともに平日の仕事がある時間帯にも関わらず多数の保護者の方が出席してくださいました。

 それぞれの保護者会場で生徒自身が1年間を振り返って自分の成長したところや、感想を述べる映像が流れていました。生徒自身の言葉からもこの1年間の成長を感じることかできたかと思います。

卒業証書授与式、卒業生の見送り

 3月13日(水)に卒業証書授与式が挙行されました。多数の来賓の方、保護者の方に見守られて無事に卒業証書授与式を終え、15名の卒業生が晴れやかな顔で学び舎を巣立って行きました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  在校生及び卒業生による式歌も、これまでの練習の成果が表れ、卒業証書授与式にふさわしい合唱となりました。

 

 卒業式後には、卒業生の最後の学級活動と卒業生の見送りが行われました。前日からの降雪の影響で屋外は足下がぬかるんでいたため、本年度は校舎内での見送りとなりました。

   

  

  

  

  

  

  

  

  

 卒業証書授与式を迎えたこの日、卒業生15名の誰1人欠けることなく、そして全員が笑顔で中学校3年間及び義務教育9年間を終えられたことを心よりお祝い申し上げます。

 また、これまで陰日向で卒業生を支えてくださいました、来賓の皆様方、地域の皆様方に厚く御礼申し上げます。

 

「3.11を忘れない集会」及び「ALT、スクールカウンセラーとのお別れの会」

 去る3月11日(月)に「3.11を忘れない集会」を行いました。この集会は、14時46分の黙祷から始まりました。本校の鈴木雅彦校長が講師を務め、まず前編では、東日本大震災を皮切りに、熊本地震、能登半島地震について、生徒が状況をイメージしやすいように映像を交えた話がありました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  東日本大震災で福島県民がつらい思い、大変な思いをしていたときに手を差し伸べてくれた方達がいました。そして、自分たちが苦しいときに手を差し伸べてくれた人がいたから、熊本地震や能登半島地震でつらい思いをしている方達に自然と手を差し伸べる福島県民がいること、そこから鈴木校長は生徒達に「あなたにできることは何ですか」「今、しなければならないことは何ですか」という強いメッセージを発信していました。

 

 さらに、後編では鈴木校長が若かりし日に台湾日本人学校に勤務していた頃の体験が語られました。奇しくも鈴木校長は台湾大地震が起きたとき、震源にほど近い台北に住んでいました。普通に日本で教員として勤務していたならば、遭遇することのなかった大地震です。

  

  

  

  

  

  

  

  

 校舎が使えなくなった日本人学校のために、場所を提供してくれた幼稚園がありました。そこには、「日本人だから」という壁はありませんでした。東日本大震災の際は、鈴木校長の携帯電話には台湾からの着信が止むことがなかったそうです。こうして結ばれた鈴木校長と台湾の人々との絆は今も続いているそうです。「国境を越えても人の思いは変わらない」、鈴木校長が台湾で築いた絆は20年以上の時がたっても途切れることはありません。

 そして、これは鈴木校長に限ったことではありません。

 日本で行われたWBC第2次ラウンドの台湾戦、「台湾にお礼をしよう」と呼びかけた日本人がいました。「台湾ありがとう」というメッセージを掲げた大勢の日本人が球場のスタンドにいました。これは、台湾大地震の際に台湾に支援を行った日本に対して、東日本大震災が起こったとき、真っ先に駆けつけてくれたのが台湾だったからです。

  

  

  

 この試合、厳しい接戦を制したのは日本でした。敗戦の台湾選手には悔しい思いもあったはずです。それにも関わらず、試合後にマウンドを背にして円になり、球場内の全ての観客に対して深々と礼をする台湾選手の姿がありました。日本中の人がその姿に心を打たれ、日本と台湾との絆を実感した出来事でした。

  

  

  今回の鈴木校長の話を聞いて、忘れてはならないことがある、ということを改めて胸に刻んだ生徒が数多くいたことと思います。

 最後に、「おまけ」と称して流されたのが下の映像です。

 

 22年の時を経て、美しい近代の都市に生まれ変わった台北です。この姿になるまでには並々ならぬ苦労があったことと思います。そして、その裏には国境を越えた人々の気遣いや支え合いがあったのです。

 

 本校の生徒には、「相手をいたわる『こころづかい』」、「だれにでも見える『思いやり』」を素直に表せるように成長することを願ってやみません。

 わずか1時間とは思えぬほど、貴重な時間となった「3.11を忘れない集会」となりました。

 

 「3.11を忘れない集会」の後、ALTのシャーネル先生とSC高梨さんとのお別れの会がありました。

 スクールカウンセラーの高梨さんは、この日が最終週勤務日ということでご挨拶をいただきました。

 また、ALTシャーネル先生はこの度、母国カナダに帰国するとのことでした。本校生徒と小学生のだった頃から関わり、英語教育に尽力していただいたことに感謝申し上げます。

  

  

 スクールカウンセラーの高梨さんには、その温かい人柄で生徒が大変お世話になりました。次年度以降のことはまだ分かりませんが、またご縁があることを願っています。

 ALTシャーネル先生におかれましては、母国カナダに帰国してからのますますのご活躍を祈念いたします。

 これまで本当にありがとうございました。

3年生を送る会

 3月8日(金)の午後には生徒会の企画による「3年生を送る会」が行われました。

  

 まず行われたのは、「ジェスチャー伝言ゲーム」です。上段右端の写真は、生徒会役員による実演を兼ねた説明です。

 説明後、3班に分かれて並び直し、ゲームがスタートしました。先頭の生徒が答えを書くボードを持ち、全員が前を向いて並んでいます。後ろの生徒が前の生徒の肩をたたき、肩をたたかれた生徒だけがジェスチャーを見ます。そして、覚えたらまた前の生徒の肩をたたいて……と、先頭まで伝えるゲームです。

  

  

 上の段中央が先頭の生徒が考えた1問目の解答です。写真をご覧の方は、答えが分かったでしょうか?ちなみに1問目の正解は「ドラえもん」でした。

 続いて「伝言ジェスチャーゲーム」2問目です。

   

  

  2問目の正解が何か、写真をご覧になってひらめいたでしょうか……?2問目の正解は「あかべこ」でした!

 

 続いて、ゲームは「ジェスチャー伝言ゲーム」から「口パク伝言ゲーム」になりました。これは、後ろから前に口パクで言葉を伝えていくゲームです。

  

  

 またもや解答は3班ともバラバラになりました。ちなみに、この問題の正解は「あんぱんまん」でした。

 次の問題は「スケッチリレー」です。このゲームは1人持ち時間10秒でボードに絵を描いて前に回し、どんどん書き加えて先頭まで回すというものです。

  

   

  

 3班とも個性的な絵が先頭に届きました。ちなみに正解は「スパイダーマン」でした!正解を知った上で改めて描かれた絵を見てみると、なんとなく鋭い目つきが特徴を捉えているように思えてきます。

 次も「スケッチリレー」です。

  

  

 この問題は3班とも「プーさん」と解答しました。そして、正解は……「プーさん」!難問続きだった本日のゲーム、初めての正解です。

 次も、「スケッチリレー」です。下の写真がそれぞれの班の解答です。

  

 そして、正解は「ヒカキン」でした!

 次に行われたゲームは、図書室に隠された3学年担任の写真を探すというものです。また、それぞれの写真の表情によってポイントに違いがあります。

 どの班も必死かつ楽しげに、図書室にある写真を探していました。

 まずは1班目のチャレンジです。

   

   

 続いて2班目のチャレンジです。

  

  

 そして、最後の3班目のチャレンジです。

  

  

 それではここで、どのような写真がどのように図書室に隠されていたのか、いくつかご紹介します。

 

 

 なるべく自然に見えるように、生徒会役員が知恵を絞ったことが感じられます。

 ゲームの後は、3年生の暴露話(?)と1、2年生へのメッセージでした。3年生一人ひとりが手作りのサイコロを振って上になった面に書いてある話をしてから1、2年生へのメッセージを伝えました。

   

  

  

  

  

 

 3年生はそれぞれ自分の失敗談や恋の話、受験や卒業を控えた時期になって感じたことからの後輩へのアドバイスなど、様々な話をしてくれました。

 そして、最後に1、2年生から3年生に色紙を手渡し、3年生の退場をもって会を締めくくりました。

  

 この3年生を送る会からは、生徒会役員が限られた空間でどのようなゲームをすれば3年生に楽しんでもらえるかを本当によく考えたことが感じられました。事前の準備の甲斐があって、3年生も1、2年生も存分に楽しみ、お互いの絆を深め合うことができたと思います。

卒業式予行

 3月8日(金)には卒業式予行が行われました。ですが、まずは前日17時頃の体育館の様子を紹介します。

  

 これらのシートは、教職員の力を借りることなく、また教職員の指示を受けることもなく、3月7日(木)の放課後に1、2年生の生徒達が力を合わせて敷いてくれたものです。生徒達だけでできるだろうか、大丈夫だろうかと心配していたことが恥ずかしくなるほどきれいに敷かれたシートを見たとき、1、2年生の成長と頼もしさを感じました。

 

 3月8日(金)は卒業式予行に先立って、中体連功労賞の表彰が行われました。

 

 受賞したのは3年生1名ですが、これまで1、2年生のよき手本として部活動をリードしてくれた3年生全員に感謝します。

 

 今回の卒業式予行は、できるだけ本番の式に近い形で行われました。感染症対策としてマスクは着用していたものの、服装は全員が制服、防寒着は着用しないで行いました。

   

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 式当日とほぼ同じ服装で、途中で進行を止めることなく一通り最初から最後まで行いました。今までの練習よりも緊張感が漂う中での卒業式予行となりました。そして、今回の卒業式予行をもって、いよいよ3月13日(水)卒業証書授与式を迎えるのみとなりました。

 卒業証書授与式でこれまでの練習の成果を全校生が発揮することを期待しています。

卒業式・式歌練習②

 3月1日(金)に第2回卒業式・式歌練習が行われました。前回の練習の成果もあって、立礼、座礼、拍手がそろうようになってきました。今回の式練習は2回目ということもあって、生徒の動きに関わる部分を中心に実際の進行順に練習しました。

  

  

  

  

  

  

 次の場面は、式次第の順序に従って式歌を歌っているところです。

  

 

 そして、卒業式練習終了後に、2年生からのサプライズで県立高校入試と卒業を控えた3年生に向けてエールが送られました。本校の生徒の繋がりが強く感じられる場面で、心が温かくなりました。

  

 

 サプライズのエールの後は、3年生と1、2年生に分かれて式歌練習を行いました。今回は3年生が体育館、1、2年生が音楽室で式歌練習を行いました。下の写真は3年生の式歌練習の様子です。

  

 

 続いての写真は、音楽室での1、2年生の式歌練習の様子です。

  

 

 3年生も、1、2年生も前回の卒業式練習とその後の式歌練習の時よりも声が出て上手に歌えるようになっていました。