こんなことがありました!

校長室から 10/31

学習発表会に向けて
 既にご存じのこととは思いますが、昨年度に引き続き今年度も、幼稚園と小学校での合同の学習発表会を開催することといたしました。裏磐梯文化祭として、地域の皆様と合同で活動する重要性については十分理解しているところです。しかしながら、新型コロナウイルス感染症が下げ止まり、一定の感染者数を出してしまっている現状を考えると、今回の判断も致し方ないと言わざるを得ません。そういった中でも、幼稚園と小学校が合同で学習発表会を開催し、保護者の皆様、同居するご家族の皆様にご覧いただけることについては、大きな価値があると考えております。幼稚園の子ども達、小学校の子ども達の発表をお楽しみにしてください。
 学習発表会は、一般的に小学校の3大行事(運動会、学習発表会、卒業式)で、古くは「学芸会」と言われていました。今現在実施している学習発表会は、日頃学習している内容に、劇風の要素を付け足したり、音楽の要素を付け足したりして、若干の「華やかさ」を付け加えておりますが、基本的に日頃の学習の発展上にあるものです。「学芸会」の頃は、それように特別に脚本を準備し(担任によっては完全オリジナルの脚本等もありました)配役を決め、劇として表していました。もちろんそれにも価値があり、子ども達も達成感を味わうことができましたが、あまりにも時間がかかりました。ご存じの通り、現在、義務教育で学習しなくてはならない時間は大幅に増えてしまいました。「学芸会」の時代と同様にやってしまっては、子ども達の学習時間が圧迫されてしまう・・と言うのが現状です。従って、「学芸会」の時代のような面白さや派手さで比較されると苦しいのが実際のところです。
 今、子ども達は一生懸命に練習&下準備を行っております。準備のためタブレット端末を駆使して、自分たちで作り上げている・・と言う話を聞くと、時代は変わっているんだなぁと感じます。11月11日(金)の当日の発表のみならず、その日を迎えるまで子ども達はどんな準備をしているのか、どんな練習をしているのか、その過程も共有していただけたら嬉しいです。