こんなことがありました!

校長室から 11/1

「自ら健康になる子」

 10月28日(木)会津ヤクルト様からおふたりの方を講師にお招きし、おなかげんき教室<健康教室>を実施いたしました。この日は学校へ行こう週間でもあったので、2校時の1・2・3年生の学習、3校時の4・5・6年生の学習にそれぞれ数名の保護者さんが参加されました。おなかげんき教室<健康教室>は、排泄物である「うんち」が健康のバロメーターとなる事を学習する、とても大切で意義のある時間でした。私は、この学習に対する子ども達の反応が見たくて、2時間お付き合いしました。
 うんちに対しては、「世界一きたない」「ふざけるときに使う言葉」「(その言葉を)口にしたくない」等、おおよそ予想された反応でした。子ども達は小さい頃から、『うんちをした後は、手にばい菌がついているかもしれないから、しっかり手洗いをしなくてはならないよ』と各家庭で教育されてきたんだな、子ども達はそれをきちんと受け止めて知識となっているんだな、と感じました。私にとって予想外だったのは、多くの子ども達が自分のしたうんちを『どんなうんちだったか観察しない』ということでした。自分のうんちでさえ見る(=観察する)などあり得ない・・という反応する子もおりました。ぜひとも正しい知識を身に付けてほしいと思いました。
 講師の方は、お母さんは赤ちゃんのうんちの状態を見て健康か健康じゃないかを判断していた事、動物園の飼育員さんも同じくうんちの状態で判断していることを丁寧に話してくださいました。特に、水に浮くうんちの方がより良い状態である事を聞いたときの子ども達の驚きの反応が印象的でした。ぜひご家庭でも話題にしてみてください。
 今回のような、生活リズムや食生活に密接に関わる事については、各家庭の協力が不可欠です。子ども達の健全な学校生活の土台にあるのは、子ども達の『健康』です。その『健康』の保持のためにも、「早寝・早起き・朝ご飯・朝うんち」にご協力下さいますようお願いいたします。
 講師を務めていただいた会津ヤクルトのおふたりからは、下学年の子ども達が驚くほど体のつくり(=臓器の名前)に詳しく、難しい質問がくるのではないかと身構えてしまったことや、上学年がとても穏やかで温かい雰囲気で楽しく学習できたことを話されていました。実は今回の健康教室では、自社(=ヤクルト)の宣伝にならないよう、講師の方々は自粛をされていたのですが、6年生のY君の最後の質問「ヤクルトの良さはどんなところですか?」を受け、ヤクルトの効能を聞くことができました。「おーっ、そうだったのか!」という反応があり、価値の確認ができたことも大きな財産となりました。
 とても貴重な時間となりました。会津ヤクルト様、本当にありがとうございました。