こんなことがありました!

校長室から 11/26

修学旅行

 11月17日(水)18日(木)の2日間、修学旅行に行ってきました。連合小学校ということで、裏磐梯小の6年生7名とさくら小学校の6年生25名の32名での参加となりました。この学年は昨年度宿泊学習が中止となってしまった不遇な学年でした。
 修学旅行は、当初4月27日(火)28日(水)の実施を予定しておりましたが、3月になってからの新型コロナウイルス感染症の感染者数の増加により9月末へ延期。しかし、9月末の修学旅行の実施の可否を判断する8月下旬は、新型コロナウイルス感染症の第5波の真っ只中で、とてもできる状況ではないと話し合い、11月中旬に再延期することとしました。延期、再延期する中で、6年生の子ども達から「とにかく宿泊をしたい。」「裏磐梯への修学旅行でもいいから、宿泊をしたい」という切なる思いが聞こえてきました。私も、どうか修学旅行が実施できますように・・と、新型コロナウイルスが下火になることをただただ祈るだけでした。
 修学旅行の当日は、11月とは思えない好天に恵まれ、何の心配も無く全行程を楽しく過ごすことができました。もちろん新型コロナウイルス感染症に対する感染対策も万全でした。私は疑似カメラマンとして、裏磐梯小の子ども達の写真を撮ろう(もちろん6年生担任もカメラで撮影しておりました)と意気込んで参加しました。・・が、ふたを開けてみれば、私は班別行動をする際の2班(班員全員がさくら小の子ども達)の専属カメラマンを仰せつかり、時々裏小の子ども達の班と遭遇した時だけのカメラマンとなってしまいました。自分で想定していた写真の枚数より下回ってしまった点が、ちょっと残念なところでした。
 2日目の18日(木)、全行程を終え16:30ごろ裏磐梯小学校に到着し、解散式も終了しました。さくら小学校の6年生が再びバスに乗りいよいよお別れの時、心を揺さぶられる光景を目にしました。
・バスを追いかけていってまで手を振る子
・バスの中で買ってきたばかりのぬいぐるみを大きく振る子
・曇った窓ガラスに、懸命にメッセージを書く子
・そのメッセージを読もうとバスを追うも、読み取れず残念がる子
・結局、窓を空けて「バイバイ!」「またな!」と叫ぶ子
 同じ北塩原村内ではあっても、進学する中学校も別で、距離的にも離れていることから、裏磐梯小の子とさくら小の子が、親しくなってほしいという願いはあっても、なかなか難しいだろう・・と思っていた私の考えを、良い意味で裏切ってくれました。子ども達はこんなに短時間でも本当に親しくなれるんだと、改めて感じました。そんな心揺さぶられるシーンを見ていながら、それを写真におさめていなかった自分の至らなさを、未だに悔いております。
 本当に貴重な2日間でした。修学旅行の様子はホームページで紹介しております。子ども達の楽しそうな笑顔もご覧いただけます。ぜひご覧ください。