こんなことがありました!

虫眼鏡 この生き物は何ですか??

「失礼します!先生この生き物は何ですか?」

1時間目の授業中に、5年生のK君が職員室に生き物を尋ねにやってきました。

とっても大事そうにシャーレに入れた生き物を見てみると・・・・・!?

 

なんとボウフラでした。ニヒヒ

 

理科の学習で、大事に育てているインゲン豆の受け皿の水たまりに蚊が卵を産んだようですね。

 

始めは、「育てようかな~?」笑うと言っていましたが・・・・・。

 

正体を伝えると、育てる気持ちが・・・・・衝撃・ガーン

 

別の先生から

「メダカのエサになるんじゃない?」

と言われ早速試してみることになりました。

 K君は

「蚊がいると、花粉を運んでくれるので、大切なんですよ」

とYouTubeで学んだ知識を披露してくれました。

 

蚊の仲間は、卵を産むためにメスだけは血を吸いにやって来ますが、オスや交尾をしていないメスの食べ物は花粉や蜜などです。

その時に花粉を運んで受粉を手伝っているようですね。

 

教室に戻り、実際にボウフラをメダカの水槽に入れることになりました。

(とても真剣な表情です!)

 

スプーンにすくって1匹あげてみると・・・・・!!

 

メダカがやって来て

『ぱくっ!!』

あっという間に食べてしまいました。

5年生になると、メダカは水の中に棲むとても小さな微生物などを食べている事を学びます。

普段は、メダカのエサしか与えていないので、なかなか微生物を食べている様子を目にする機会はありませんが、今日は目の当たりにすることができ、とても良い学習につながったようです。

 

インゲン豆の水やりが、メダカの学習につながるなんてびっくりの理科の学習でした。