繭の中はどうなっているのかな?(3年理科「カイコのサナギの観察」)
2020年6月10日 09時10分4令、5令の幼虫を観察してきましたが、その幼虫が繭を作って今日で9日目。繭の中はどうなっているのだろうということで、中のカイコを傷つけないように気を付けながら、カッターとハサミを使って繭を半分に割って観察してみました。するとどうでしょう・・・思ってもみなかった形のものが出てきました。カイコのサナギです。傍らには、幼虫からサナギに変化する際に脱いだ皮も残っています。子ども達は、サナギを触ってみたり長さを測ってみたりしながら楽しそうに観察し記録していました。いつもに増して記録にも力が入ったようです。それについては、子ども達とも約束しましたので後ほど掲載したいと思います。サナギは、背中やお尻の方を触ると体を震わせます。ある子はその様子を「サナギダンス」と名付けていました。観察を終えた子ども達が集まってそれぞれのサナギを見せ合う中で、虫メガネを片手に黙々と時間いっぱい観察記録を続けるMさんの姿もとても印象的でした。
観察を終えたサナギは、繭に戻してティッシュでそっと包みました。早く成虫になって、という願いを込めて・・・