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こんなことがありました! 日誌

炭酸水に入っているものは?

2025年3月4日 10時21分

6年生の理科で、炭酸水を蒸発させたところ、蒸発させた皿には何も残りませんでした。

子どもたちは、水に溶けていたものは、二酸化炭素だったのではないかと予想します。

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そこで今回の実験では、炭酸水から出てくるブクブクを集めて実験することにしました。

気体を上手に集めるためには、水の中で集めるのが良さそうです(水上置換)。

早速実験に取りかかる二人ですが・・・・・・

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3月の裏磐梯の水は、とても冷たいようです・・・。

思わず両肩が上がってしまうMさんです。

二人で協力することで、上手に集気瓶へ「ブクブク」と気体を集めることができました。

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後は蓋のガラスをつければ良かったのですが・・・・・ここで事件①が発生です。

「ごめん、水が入っちゃった・・・・・・」

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集気瓶の中身は、ほとんど水になり、始めの状況と同じようになってしまいました・・・・・

思わず笑ってしまう教頭先生です。

再び冷たい水と格闘しなければならない二人ですが、なぜかちょっと楽しそうです。

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2回目は、とっても上手に集気瓶の中に気体を集めることができました!!

続いて試験管へも「ブクブク」と気体を集めます。

こちらは、石灰水を入れて白く濁るのかを確かめる実験に使います。

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そして・・・・、ここでも事件②が発生します!!

「先生、ゴム栓がとれません・・・・・」

あまりにも試験管の口の大きさとゴム栓の大きさがぴったりすぎたようです。

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取ろうとすればするほど、なぜか中に入ってしまうゴム栓です。

必死に試験管と格闘する横で、教頭先生は、肩をおとしてがっかりです・・・・。

気を取り直して、別の試験管を用意して上手に気体を集めることができました。

準備中に色々ハプニングがありましたがなんとか終わり、いよいよ実験開始です。

火のついたろうそくを集気瓶に入れると・・・・・・・

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あっという間にろうそくの火が消えました。

「おおお!!」

ろうそくの火が消える早さにびっくりの二人です。

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集めた気体には、ろうそくの火を消す性質があるようです。

次に試験管の中に石灰水を入れると、見事に白く濁りました。

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二つの実験から、炭酸水の中に溶けている気体は、二酸化炭素だといえるようです。

見事に実験は成功しましたが、まだ解決できていない問題が一つ・・・・。

試験管に入り込んだ、ゴム栓はどのようにしたらとれるのでしょうか??

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みんなで考えた結果、試験管を暖めれば、空気が膨張してゴム栓が抜けるのではないかと予想しました。

さっそくお湯につけて待つことにしました。

しかし、無情にも残り時間1分です。

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果たして1分でゴム栓は抜けるのでしょうか?

半ばあきらめ顔の教頭先生の横でギリギリまで頑張るCさんです。

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しかしここでタイムアップ、残念ながら授業時間の中ではゴム栓をとることはできませんでした。

喜○哀楽いろいろありながらも、無事に実験を進めることができた6年生と教頭先生でした。

怒がなくて良かったですね!