早稲沢大根の学習をしてきました
2025年7月7日 15時16分3,4年生の総合的な学習では、裏磐梯の達人に学ぼうをテーマに学習を進めています。
今年は、早稲沢大根作りの達人佐藤さんを訪ねて、大根作りの体験をさせていただきました。
佐藤さんは、裏磐梯中学校の高原野菜作りの学習でもお世話になっている、大根作りの名人です。
白いマルチがかかっている所に大根を蒔きます。
全部蒔くのはとても大変なので、今回は手前の一部分に大根の種を蒔く作業のお手伝いをさせていただきました。
丸く穴を開けた場所に、まずは虫が種や芽を食べてしまわないように殺虫剤を手作業でまいていきます。
とても大変な作業ですが、黙々とテキパキ作業をおこなう佐藤さんです。
次はいよいよ大根の種まき作業です。
しっかりと話を聞いて、たくさんの種を蒔きます。
大根を蒔く時には、気温が15℃を超えないと、花が先に咲いてしまうため、あまり早い時期には蒔くことができないそうです。
大根の育ち方と気温の関係を初めて聞いた子どもたちは、達人の言葉にとても感心していました。
約1cmの深さに秘密の棒で穴を開け、その穴に1つずつ種を蒔きます。
大根ができるまでに、約65日かかるそうです。
1人20個くらいの種を蒔いた子どもたちは、だいぶ疲れも見えます。
しかし、今日の作業は、畑のわずかな部分です。
まだまだたくさんの畑に佐藤さんは種を蒔かなければなりません!!
早稲沢大根の達人のすごさが実体験からたくさん学ぶことができたようです。
最後に今回学んだことをメモします。
みんな自分の考えでたくさんの発見があったようで、たくさんメモを取ることができました。
また、ちょっとお楽しみ体験の時間
なんとトラクターの運転席に座る体験もさせていただきました。
将来トラクターを運転する子も出てくるかもしれませんね。
また、早稲沢は大根だけでなく、色々な高原野菜を育てています。
今回ちょうどトウモロコシの種を蒔く時期だったようで、トウモロコシの種蒔きも見学させていただきました。
次回は、夏休み明けの9月中旬頃に、立派に育った大根の収穫に出かける予定です。
立派なおいしい大根に育てるためには、色々な苦労や工夫があると思います。
収穫時には今年の大根を育てた時のお話なども聞きながら、収穫の喜びを体験できるのではないでしょうか。
お忙しいところ、子どもたちに丁寧に大根のことを教えていただいた佐藤さん本当にありがとうございました。