こんなことがありました!

虫眼鏡 子葉を小さくすると、はたして・・・・。(5年理科)

 インゲン豆を割ってみると、中には、やがて成長して葉や茎、根になる部分があることが分かります。そして、その部分はほんの少しで、大部分は「子葉(しよう)」と呼ばれる一見なにもないように見える部分であることが分かります。いったいインゲン豆の中で大きな面積を占める子葉は、何のためにあるのでしょう。発芽した後のインゲン豆の子葉を観察すると、萎れてやがて枯れて落ちてしまうことが分かりました。子葉の中には、養分があってそれが発芽やその後の成長に使われたのではないかという予想の下、発芽前の子葉と発芽後の子葉にヨウ素液を付ける実験を行いました。その結果、発芽前の子葉は青紫色に、発芽してしばらくたった子葉は、あまり変化しないことが分かりました。この実験から子葉にはでんぷんが含まれていて、それが発芽やその後しばらく成長するのにつかわれたことが分かりました。と、ここまで教科書通りに学習がすすんできました。ここでおまけの実験、子葉の養分が発芽やその後しばらくの間の成長に使われたのであれば、子葉を切ってその大きさを1/3、1/2とすれば子葉を切らないものと比べて発芽やその後の成長に違いがでてくるはずということで、実験をセットして観察することとしました。尚、この実験は、学習のまとめの際に見た動画で行われていた実験でその追試ということになります。はたして・・・・・。