こんなことがありました!

虫眼鏡 「水は、あたためたり冷やしたりすると体積は変わるか。」(4年理科)

 「物の体積と温度」という単元の学習の様子です。前の時間までに、空気は温めると体積が大きくなり冷やすと体積が小さくなることを実験を通して学びました。しかし、空気は、目に見えません。体積の変化はなかなか実感できないのではないかと考え、今日は、初めに温度と空気の体積の変化について、全員集まって実験をしました。一つ目は、しぼんだ風船をお湯に入れると膨らむという実験、2つ目は、フラスコに半分ほど水を入れ、ガラス管を差したゴム栓で塞ぎ、フラスコ内の空気を温めると水が噴き出すという実験、3つめは、空のフラスコに栓をし、フラスコをお湯で温めると栓が勢いよく飛ぶという実験です。こうした実験をとおして、空気の温度による体積変化について理解が深まったかなと感じます。みんな楽しそうに実験をやったり見たりしていました。

 3つの実験が終わった後は、いよいよ本時のめあて「水は、あたためたり冷やしたりすると体積は変わるか。」を解決するための実験です。

 まず、試験管を水で満たし、そこにガラス管を差したゴム栓で蓋をします。すると、ゴム栓を差し込んだ分、水が押されてガラス管の中を登ってきます。このときの水位に印をつけ、お湯で温めたり、氷水で冷やしたりした時の水位の変化で体積の変化を判断するという実験です。 

 子ども達の実験の様子です。今日も、全員が活動できるよう一人実験としました。授業終了後、Mさんが「実験がとても面白い。」と感想を話してくれました。「次の単元も面白い実験がたくさんあるよ。」と話すと、「え、そうなの?」と教科書をパラパラとめくっていました。これからも楽しい実験をたくさんやっていろんな事を学んでいきましょう。