こんなことがありました!

虫眼鏡 空気はどのようにあたたまるのか。(4年生理科)

 4年生、「物のあたたまり方」の学習の様子です。前の時間までに「金属のあたたまり方は、熱したところから順にあたたまりやがて全体があたたまる」ということを学びました。今日からのめあては、「空気はどのようにあたたまるか」です。金属と違って空気は目に見えないので、あたたまり方を調べるのもちょっと厄介です。まず、スクールタクトを使って空気のあたたまり方を予想し、その予想を発表してもらいました。

 予想は、大きく二つに分かれました。Kさんは、空気は部屋の上の方からあたたまるという予想を発表しました。他の子ども達は、空気も金属と同じようにストーブのところから順にあたたまると予想しました。(イラストだけでなく、言葉でも予想が書いてあります。) 

 それでは・・・ということでまず、理科室内の天井に近い所、床に近い所、中間の高さのところの気温を計ってみました。Kさんの予想が正しければ、天井に近いほうの気温が高いはず、他の子ども達が予想した通り金属のように空気もあたたまるなら、ストーブにより近いほうが気温が高いはず・・・果たして・・・・。(安全に十分気を付けて、気温を計りました。)

 一つの班は(下;15度、中;17度、上;22度)、もう一つの班は(下;16度、中;19度、上;22度)となりました。Kさんの予想した通り、教室の上の方が気温が高いようです。しかも、床に近い所の気温と比べると、なんと6~7度の違いがあります。

「ストーブから離れているのに、なぜ教室の上の方の気温が高いのだろう。」

「あたためられた空気は上に行くからじゃないかな。」と、Mさんのつぶやき。

「じゃあ、明日は、あたためられた空気が、本当に上に行くか調べてみましょう。」

明日が楽しみです。