こんなことがありました!

花丸 スクールタクトを巧みに使って・・(5年社会)

 5年生は、社会科で「わたしたちの生活と食料生産」という単元を学習しています。全国には、その土地ならではの特色ある食材を使った名物給食があります。教科書には次のような名物給食が載っています。茨城県大洗町では新鮮ないわしを使った「すり身だんご鍋」、岐阜県中津川市では岐阜県でつくられる恵那鶏と色とりどりの夏野菜を使った「恵那鶏の夏野菜ソース」等など。「おいしそう・・」給食の写真を見た子ども達からは声が漏れます。でも、本校の給食でも6月7日~6月11日は地産地消週間が設けられ、地元の食材を使った給食がありました。そこで、子ども達は、給食の献立表を見ながら、地産地消週間にはどんな食材が使われていたか、「農作物」「水産物」「畜産物」に分類してスクールタクトにまとめました。文字入力もすっかりお手の物です。

 食材をすべて入力した後、どの食材が地元の物か調べ、赤でアンダーラインを引いたり〇で囲んだりしました。すると、地元以外で生産された食材が沢山あることに気づきました。いったい、私たちが普段食べている食品は、どこで生産されたものなのか・・・。

 6月23日(水)、今日は、前時の学習を踏まえて、普段食べている食材の産地調べをしました。Yさんのお家では、主に喜多方のスーパーRで食品を買うことが多いということで、R店のホームページ上に出ているチラシをつかって、日本地図や世界地図に食品の産地を記していく事にしました。Hさんのお家では、猪苗代町のスーパーYから食品を買うことが多いということでY店のホームページに出ているチラシを使って同じように調べ記録していきました。スクールタクトのスライドに文字を入力したり線を引いたり、写真を張り付けたりしながら20分ほどでまとめることができました。出来上がったまとめから、普段食べている食品は、日本各地はもとより遠く外国で生産された物もあることに気づいていきました。

 こうしたこと以外にも、スーパーによって、仕入れている食品の産地に特徴があるのではないかといったことも話題にあがりました。世界地図や日本地図にかき込むことで県や国の位置などの確認の学習にもなったようです。子ども達の学習する様子を見ていると本年度より一人一台配付されたクロムブックを使う技術がアップし、有効に使えるようになってきていることを感じます。