こんなことがありました!

虫眼鏡 身の回りの水溶液を調べよう(6年理科)

 1月28日(金)、6年生の理科の学習の様子です。この時間は、身近な水溶液を「酸性」「中性」「アルカリ性」に仲間分けしました。この実験は、前の時間に5つの水溶液(食塩水、石灰水、アンモニア水、塩酸、炭酸水)を仲間分けしたのと同じ方法でリトマス試験紙を使って行いました。Tさんは、「仲間分けの方法は完全にわかった!」と自信たっぷりに話していました。酢は酸性、カビハイターなどはアルカリ性を示しました。ところで、酸性の水溶液、中性の水溶液、アルカリ性の水溶液には、どんなはたらきがあるのでしょうか。更に調べていきます。

 「酸性」「中性」「アルカリ性」を区別するための試料は、リトマス試験紙だけではありません。教科書には、ムラサキキャベツの汁やBTB溶液などが掲載されています。そこで、炭酸水、塩酸、食塩水、石灰水、アンモニア水の5つの水溶液にムラサキキャベツの汁とBTB溶液をそれぞれ入れてみました。すると、酸性、中性、アルカリ性それぞれの水溶液によって見事に異なる色に変化しました。実験中は「おーきれい」「赤くなった」などの声も聞かれました。こうした実験は理科の楽しさの一つであろうと思います。同じ酸性やアルカリ性の水溶液でも、色の濃さがそれぞれ違うことに気づく子もいました。