こんなことがありました!

虫眼鏡 ふりこの1往復の時間は、ふりこの長さによって変わるのか。

 前の時間に、テンポの速い曲やゆっくりな曲に合わせてふりこを振る試行活動を行った5年生。今日は、「ふりこの1往復の時間は、振り子の長さによって変わるのか」について調べました。変えていけない条件は、ふりこのおもりの重さと振れ幅です。ふりこのおもりは10g、振れ幅は20度に統一しました。そして、ふりこの長さだけを15cm、30cm、45cmと変えることにしました。1往復の時間はとても短いので、より正確な数値にするために10往復させてその時間を10で割って1往復の時間を求めることとしました。しかも、それぞれの長さについて3回ずつ調べて、その平均を出すことにしました。この実験は一人では難しいので、役割を分担、交代しながら実験を行いました。その結果は、以下の様でした。

振り子の長さ15cmの時の1往復の平均時間は、0.79秒

振り子の長さ30cmの時の1往復の平均時間は、1.1秒

振り子の長さ45cmの時の1往復の平均時間は、1.3秒

さらに時間に余裕があったのでふりこの長さを5cmにしてみると、1往復の時間は、0.5秒

また、ふりこの長さを90cmにしてみると1往復の時間は、1.8秒になりました。

 子ども達は、前の時間の活動で、ふりこの長さを変えるとふりこの1往復の時間がかわることをうすうす気づいていたようですが、今日の実験で、その予想が間違いない事がはっきりしました。さあ、次は、1往復の時間とおもりの重さの関係を調べていきます。今日も、てきぱきと活動し満点の実験でした。