こんなことがありました!

虫眼鏡 ヤブキリの産卵(1,2年生の観察)

 1,2年生教室に行くと、秋を感じさせるコオロギのやさしい鳴き声が聞こえてきます。1、2年生は、生き物が大好き、特に、こん虫が大好きです。教室の中には、コオロギの他にも昼休みに採集したトノサマバッタ、ショウリョウバッタなど様々なこん虫が大事に飼育されています。今日も教室に行ってみると、担任の先生がこんな話をしてくださいました。「Mさんが、バッタが産卵しているのを見つけて教えてくれたんです。」 

 Mさんとは、本校でも1,2位を争うこん虫博士です。そのこん虫が飼育されている水槽を見てみると、すでに産卵を終えたのか、キリギリスがじっとしていました。そして、水槽には、「ヤブキリさんらん」と子どもの字で書かれたメモが貼ってありました。「えー。Mさん、キリギリスが産卵したの?」と聞いてみると、「先生、キリギリスじゃなくてヤブキリです。」と隣にいたAさんが・・。「まあ、そうです。キリギリスが産卵しました。」とMさん。後で調べてみると、キリギリスとヤブキリは、同じ仲間ですが、体の模様などが違う別のこん虫だということが分かりました。こん虫に詳しくない私が相手だったので、大負けに負けて正解としてくれたのだと思います。担任の先生も子ども達に負けずに生き物大好きな先生なので、ヤブキリが産卵管を土にさして産卵しようとしている様子を動画に撮影していたのを見せてくださいました。動画は、容量が大きいので場面場面をパラパラ漫画風のアニメにしてみました。土が浅いので、気に入った場所がなかなか見つからないのか、何度も産卵管を土に差し込んでいました。うまく産卵できたかな。