こんなことがありました!

虫眼鏡 身近な川のようす(「流れる水のはたらき」5年理科)

 5年生は、今週火曜日に中瀬沼から小野川湖に流れる長瀬川などを観察してきました。今日は、その観察の結果を撮影してきた写真などを使いながら発表してもらいました。発表の観点は次の4点です。

① 川原のようなものができているのはどんな所か

② 川の石の形や大きさ

③ 曲がった川の内側と外側のようす

⓸ 防災の工夫

 「川岸は、崩れないようブロックでおおってあった。」「檜原湖の水門が開いたときには、サイレンで知らせるからサイレンが鳴ったら川からすぐ離れるようにという看板があった。」「曲がった川の内側には、石がたまって川原のようになっていた。」「曲がった川の外側は、削られたようなところが見られた」など、子ども達は、写真を指しながら4つの観点に従って的確に発表しました。↓

 子ども達が観察してきた長瀬川は、秋元湖から流れ出て途中、酸川(すかわ)などと合流しながら猪苗代湖に流れ込む川で、その流量は、猪苗代湖に流れ込む河川の中で最も多い川です。そこで、グーグルマップを使って秋元湖から猪苗代湖まで長瀬川をたどってみました。 秋元湖を出たばかりの長瀬川は、流れが速く白波が立っています。川岸はブロック塀でおおわれています。石の大きさは比較的大きいようです。↓

 猪苗代町の運動公園辺りを流れる長瀬川です。流れはゆるやか。酸川と合流したため川の水が酸性になり、石は赤みを帯びています。石の大きさは、小さくなってきました。 川の曲がったところの内側に石がたまって川原ができています。また、ここは、広い河川敷が整備されていて、川から一段高くなったこの場所には、野球場や陸上競技場などがあります。更に一段高くなったところには水防倉庫が建っています。水害への備えがしっかりしてあります。

 そして、長瀬川がいよいよ猪苗代湖に注ぐというところの様子です。場所は、天神浜の近く。流れは、さらに緩やかになり大きな石は見当たりません。そして、大きくカーブした川の内側は川原になっています。ここも、広い河川敷があり水害への備えがしてあります。↓