今日の出来事



8月19日(水)晴れ、午後3時の気温は30度。暑い日になりました。夏休みも21日目です。来週25日(火)からは、いよいよ第2学期が始まります。少しずつ体を休みモードから学校モードに切り替えて、25日には、元気いっぱい登校できるようにしてくださいね。
さて、3年生の皆さん、皆さんと一緒に育ててきたひまわりの花がようやく咲きました。とってもきれいです。ホウセンカは、茎が太く大きくなっていっぱい花をつけています。花の終わったところには実も出来ています。オクラも大きな実をつけました。インゲン豆はとうに花が終わり、実が熟しています。3年生の皆さんが、お家にそれぞれ持って帰った植物の様子はどうですか。花は咲きましたか、実はつきましたか、変化があったときには観察カードに記録してください。





みんな順調に成長しているのですが、一つだけ心配なことが・・・・それは、ヘチマの事です。もう2階のベランダに届きそうなほど大きくなっているのですが、なぜか花が咲かないのです。なぜ、花が咲かないのだろう? 花が咲かなければ当然実はできません。調べてみると、いくつか考えられる理由が出てきました。「日照不足」「栄養不足」・・・。今年は、雨の日が多かったからかな。でも、「日照不足」が原因だとすると、もう手の施しようはありません。「栄養不足」が原因であると信じて、花を咲かせる養分「リン」を多く含んだ肥料をまきました。なんとか花が咲いてくれることを願って・・・。もう遅いかな・・・。
今日の出来事
8月18日(火)、夏休み20日目になりました。今日の裏磐梯小学校の午前8時の天気は曇り、気温は22度。今日の最高気温は、26度の予報です。
さて、昨日の「油分け算」の解答です。
① 10リットルの容器に10リットル油が入っています。(最初の段階)
7リットルの容器には、油は0リットル。
3リットルの容器にも油は、0リットル。
② 10リットルの容器の油を、7リットルの容器に入るだけ入れます。すると・・・
10リットルの容器には、3リットルの油
7リットルの容器には、7リットルの油
3リットルの容器には、0リットルの油 となります。
③ 7リットルの容器の油を、3リットルの容器に目一杯入れます。すると・・・
10リットルの容器には、3リットルの油
7リットルの容器には、4リットルの油
3リットルの容器には、3リットルの油 となります。
④ 3リットルの容器に入っている油を10リットルの容器に戻し、さらに空になった3リットルの容器に7リットルの容器に入っている油を目一杯入れます。すると・・・
10リットルの容器には、6リットルの油
7リットルの容器には、1リットルの油
3リットルの容器には、3リットルの油 となります
⑤ 次に、3リットルの容器に入っている油を10リットルの容器に戻し、さらに7リットルの容器に入っている1リットルの油を3リットルの容器に入れます。すると・・・
10リットルの容器には、9リットルの油
7リットルの容器には、0リットルの油
3リットルの容器には、1リットルの油 となります。
⑥ さて、いよいよ大詰めです。10リットルの容器に入っている油を、7リットルの容器に、目一杯いれます。そして、7リットルの容器に入っている油を3リットルの容器に目一杯入れると・・・・
10リットルの容器には、2リットルの油
7リットルの容器には、5リットルの油
3リットルの容器には、3リットルの油 となります。
※3リットルの容器には、既に1リットル入っていたので新たに入れることができるのは、2リットルとなります。だから、7リットルの容器には、5リットル残るというわけです。
⑦ この段階で、7リットルの容器に入っている油の量が5リットルになりました。最後に3リットルの容器に入っている油を10リットルの容器に移せば・・・これで・・・
10リットルの容器には、5リットルの油
7リットルの容器には、5リットルの油
3リットルの容器には、0リットルの油 となり、
10リットルの油を5リットルずつに分けることができました。
昨日も記載しましたが、方法は、これだけではありません。他の方法も考えてみてください。
今日の出来事
鶴と亀の問題の問題は、どうだったでしょうか。「簡単すぎる!」という声が聞こえてきますので、第2問です。今度は、ちょっと難しいかもしれません。この問題は、以前、6年生の算数の教科書にも出ていました。

問題;10Lの容器いっぱいに油が入っています。7Lの容器と3Lの容器を使って、この油を5Lずつに分けます。どのような分け方がありますか。
ヒント; まず、10Lの容器に入った油を7Lの容器に移します。次に・・・・といった具合に、3つの容器をつかって、油を移しかえていくと5Lずつに分けることができます。方法は1つではありません。
※ この問題は、江戸時代の算術書『塵劫記』(吉田光由著)に記載されている「油分け算」と呼ばれるおもしろい問題を現代風にアレンジしたものです。
今日の出来事
8月17日(月)、夏休み19日目になりました。裏磐梯の午前9時の天気は曇り、気温は23度。今日の最高気温は、24度と予想されています。過ごしやすい1日になりそうです。

さて、昨日の和算の問題の解答です。
解答;鶴17羽、亀15匹
解説;仮にすべて鶴だとすると、足2本×32羽で64本となります。しかし、実際の足の数は94本なので94-64=30。これを鶴と亀の足の差2本で割ると15となります。なので、亀は15匹。32-15=17で、鶴は、17羽となります。
どうでしたか? 簡単だったでしょうか。
今日の出来事
一昨日に算額について、記事をアップしました。今日は、日本独自の数学、和算に挑戦してみましょう!! まずは、簡単な所から・・・。
鶴と亀が合わせて32頭います。それぞれの足の和は94になるとき、鶴と亀は何頭ずついるでしょうか?(鶴は足2本、亀は足4本です)
ヒント:全部鶴だと仮定すると足は何本になるでしょう。
解答はのちほど・・・
今日の出来事
8月16日(日)、裏磐梯の天気は雨、午前8時の気温は23度、涼しい朝になりました。夏休みも18日目になりました。


ふくらんできたばかりのヘチマの実の上でカエルがじっとしています。近づいても一向に動きません。かわいらしく思えて撮影しました。オクラは、大きく成長しながら下の方から花が咲いて、花が終わると実ができます。5~7cmくらいが食べごろということですが、2学期の理科の学習の為にこの実は、このまま完熟させたいと思います。花の上には、つぼみが2つできています。これから一体どのくらい大きくなって、いくつ花が咲き、実ができるのでしょう。楽しみです。
今日の出来事
8月15日(土)晴れ。夏休み17日目になりました。午前7時30分の裏磐梯の気温は22度。天気は曇り時々雨、最高気温は27度という予報です。
さて、今日、8月15日は「終戦の日」です。広島に原爆が落とされてから9日目、長崎に原爆が落とされてから6日目でした。たくさんの人々の命を奪い、たくさんの人々を不幸にした戦争は、二度とあってはなりません。わずか75年前にあった出来事を私たちは、決して忘れてはならないと思います。そして、二度と戦争を繰り返さないためにも子どもたちに歴史をしっかり伝えていかなければなりません。
・・・とは言っても、戦後75年。多くの大人が戦争を知らない時代になりました。ですが、今日は新聞、テレビ、ラジオなどでも戦争に関する報道が多くなされることと思います。映画やドラマなどもあることと思います。そうしたものを活用して、お子さんと話をする機会を持つこともよいのではないかと思います。
NHKの「戦争証言アーカイブ」というWEbページでです。クリックして閲覧してみてください。
教育活用「NHK戦争証言アーカイブ」
今日の出来事
算額についてもう少し書きます。

学問の神様、菅原道真が祀られた猪苗代町の小平潟天満宮(こびらかたてんまんぐう)には、毎年受験シーズンになると多くの受験生が合格祈願に訪れます。保護者の皆さんの中にもお参りに行かれたことがあるという方もいらっしゃることと思います。
この小平潟天満宮には、前の記事に掲載した佐久間庸軒とその門人による算額が奉納されています。この神社にふさわしい奉納品だと思いませんか。
今日の出来事



8月14日(金)、夏休み16日目。涼しい朝を迎えています。虫の声も盛んに聞こえてきます。今日の北塩原村の日の出時刻は午前4時55分、今日もかなり暑くなりそうですが、立秋はとうに過ぎ、確実に秋は近づいているようです。美しい裏磐梯の秋、楽しみです。
さて、今日は、算数のお話をしたいと思います。夏休みの算数の宿題は終わりましたか? 算数は好きですか? 算数の楽しさは、なんといってもあれこれと考え、問題が解けた時の爽快な気持ちではないでしょうか。実は、日本人は、昔から算数をゲームみたいにして楽しんでいたのです。
左の写真は、昔の人がかいた算額というものです。算額とは、神社やお寺に奉納した数学の絵馬や額のことです。数学の問題が解けたことを人々は神や仏に感謝し、この算額を奉納しました。こうした人々の中には難問や問題だけを絵馬にかいて答えをかかないで奉納する者も現われました。そして、その問題を見た人は、一生懸命に解答を考え、算額にしてまた奉納したのです。「どうだい、この問題を解ける者はいるか。」「そんな問題、簡単さ。こうやれば答えが出てくるよ。」まるで数学の問題をゲームのようにして楽しんでいたのでしょう。この風習は江戸時代中頃から始まり、現在全国に1,000近くの算額が残っています。この算額に書かれた数学は、和算と呼ばれる江戸時代に生まれた日本独自の数学です。
私が、この算額に興味を持つようになったのは、田村市船引町の小学校に勤務していた時の事でした。学校近くの
神社には、算額が奉納されている神社が複数ありました。なぜかというと、隣接する三春町に佐久間庸軒(さくまようけん)という和算の学者がいたからです。佐久間庸軒、どんな人かというと・・・【江戸時代後期から明治時代にかけ活躍した学者で、幼い頃から父の影響を受け算学を勉強し、17歳で『当用算法(とうようさんぽう)』という本を書きました。江戸時代末期には、三春藩の藩校「明徳堂(めいとくどう)」で先生をしていました。明治時代に入り県の職員となり測量を行っていましたが、自分だけが国のために働(はたら)くより、算学を教えて多くの人が国のためになるよう、生まれた石森【旧船引町】にもどり、塾を開き、農民を中心に2,000人の弟子に教えました。(うつくしま電子事典より)】
この庸軒やその弟子たちが、地元をはじめ各地の神社やお寺に、算額を奉納していたのです。
今日の出来事
8月13日、夏休み15日目になりました。今日は盆の入り、各ご家庭でもお墓参りなどを予定されているのでしょうか。朝から青空が広がり午前9時現在、もうすでに気温も高くなっています。どうか熱中症にならないようお気を付けください。
さて、昨日アップしましたペルセウス座流星群、ご覧になりましたか。残念ながら午後9時頃には、曇っていて星がみえる状況ではありませんでした。諦めて家に入ろうとすると、西の空に花火があがりました。今年、初めて見る花火でした。しばらく花火を眺めて、寝ることにしました。





朝、4時頃目が覚めました。外はまだ真っ暗です。そして、雲はあるものの星が見えます。そこで、昨日書いたようにリラックスして15分ほど空を眺めていると、3個ほど流れ星を見ることができました。流れ星は、撮影できませんでしたが、下弦の月とその左下に明るく輝く金星の写真をアップします。


なお、星の観察をするときには、スマホの星座表アプリを使うと一層楽しめると思います。星に詳しくない私のような者でも「あれが、おりひめ星のこと座のベガか。」とか「あの星とあの星とあの星を結んだのが、夏の大三角だ。」とか・・・わかるというのは楽しいものです。裏磐梯は、星のきれいな所です。是非、お子さんと楽しみながら星空を眺めてみてはどうでしょう。 下の写真は、スカイマップという無料の星座アプリです。ペルセウス座もちゃんとわかりました。
