今日の出来事
8月8日(土)、夏休みも10日目になりました。昨日、今日と天気は曇や雨で、比較的涼しい日が続いています。
間もなくお盆の時期になります。この時期は、家族で過ごす時間も多くなると思います。団らんの時間をゆっくりと過ごすためにも夏休みの課題を計画的に進めていくとよいかもしれません。
さて、それではなぜ勉強はしなければならないのでしょう。高校受験で困らないように・・、将来自分が希望する職業に就くために・・・。「将来、どんな仕事をしたいかなんて、まだ、決まってないよ。」そんな子ども達の声も聞こえてきそうです。勉強をすることに越したことはない事は知っているのに、その理由を聞かれるとうまく答えられない。勉強をしなければならない理由・・・そんな事を考えている時、子どものころ観ていた「ひょっこりひょうたん島」というテレビ人形劇を思い出しました。その番組では、テーマソングのほかに劇中で「勉強なさい」という歌が歌われていました。子ども達と先生の掛け合いで歌われる歌です。こんな歌です・・・。 (古い歌ですが、youtube でも聞くことができます。)
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「勉強なさい」 作詞;井上ひさし 山本護久 作曲;宇野誠一郎
(子ども) 勉強なさい 勉強なさい 大人は子どもに命令するよ 勉強なさい 偉くなるために お金持ちになるために あ~ あ~ あ~ あ~ そんなの聞き飽きた
(先生) いいえ、賢くなるためよ 男らしい男 女らしい女 人間らしい人間 そうよ人間になるために さあ! 勉強なさい
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勉強するのは、えらくなるためでもなく、お金持ちになることでもなく、人間になるためだといっています。
さらに、ベストセラーを漫画化したことで少し前に話題となった「漫画 君たちはどう生きるか」(吉野源三郎 作 羽賀翔一 画)の中には、勉強する理由について次のように書かれています。

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ひとりの人間として経験できることには限りがある。しかし、人間は言葉や書物でそれぞれの経験を伝え合うことができる。そして、できるだけ広い経験を、それぞれの方面から、矛盾のないようにまとめあげていったものが学問である。学ぶことで、経験を先人から受けついで、そのうえで新しい経験を積んできたからこそ、人類は進歩することができた。できるだけ学問を修めて、今までの先人の経験や知見を学ぶことは、人間だけができることであって、今を生きる私たちは、その上に立ってまだ解くことができていない問題を解決するために力を注いでいく事、そして自分自身の生み出した新たな経験や知見を子孫に伝えていかなければならない。
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勉強をしなければ、先人がせっかく残してくれた経験や知見を身に付けることはできません。勉強していない者は、新しい未来を創ることはできません。
「勉強する事」には、人間になるため、よりよい人間として生きるため、深い意味があるようです。
今日の出来事

「 菜の花や 月は東に 日は西に 」(与謝蕪村)
俳人であるとともに画家であったというだけあって、美しく雄大な風景がイメージできる俳句です。
さて、解答です。
第1問 この俳句の季節はいつ?
解答; 「菜の花」という表記から、季節は「春」であることが分かります。
第2問 この時の月の形は?
解答; 「月は東に 日は西に」という表記から、太陽、地球、月が一直線に並んでいることが分かります。このような並びの時は、月の形は満月になります。
どうですか? 簡単だったでしょうか。

(月の満ち欠けの仕組み)
今日の出来事
今日、8月6日は、「広島原爆の日」です。広島市に原爆が落とされたのは、1945年8月6日、午前8時15分の
ことでした。今から75年前になります。これにより、広島市は壊滅、その年の12月までの死者数は約14万人にのぼるとされています。原子爆弾による放射線は、その後も長期にわたってさまざまな障がいを引き起こし、被爆者の健康を現在もなお脅かし続けています。
広島市の平和記念公園では、毎年、平和を祈る式典が行われています。今年は、新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小して午前8時より式典が行われたそうです。
今日以降も8月9日の長崎原爆の日、8月15日の終戦記念日と戦争について考える機会となる日が続きます。私たち大人は、二度とこうした悲劇が起こらないよう、子どもたちに歴史をしっかり伝えていかなければならないと思います。
今日の出来事

8月6日(木)、夏休み8日目です。今日も朝から天気が良く、午前10時の気温は28度まで上がっています。
今日は、PTA教養委員会主催の行事が行われています。その様子は、後ほどお知らせします。
さて、下の写真は、今朝5時頃に西の空高くに残っていた月です。昨日、8月5日が満月でしたから若干かけた月です。それにしても日の出の時刻が遅くなったなあと感じます。


以前、満ち欠けの学習は6年生で行うという話をしましたが、教科書には、まとめの問題としてこんな問題がでていました。ちょっと考えてみてください。
問題; 江戸時代に画家でもあり俳人でもあった与謝蕪村という人がいました。蕪村の詠んだ有名な俳句に次のようなものがあります。
「菜の花や 月は東に 日は西に」
さて、第1問です。この俳句を詠んだ季節は?
第2問です。この俳句の月は、どんな形だったでしょうか。(満月?半月?三日月?新月???)
答えは、後ほど掲載いたします。
今日の出来事
昨日、オクラの花が咲いたという話題を掲載しました。結構、野菜の花もきれいなものだと思いますが、どうだったでしょうか。さて、今日はどうなったかなと見に行こうとすると、地這いキュウリを植えたプランターにオクラの花が咲いていることに気づきました。もう覚えていませんが、たぶん、苗が余ったのでキュウリの苗と一緒に植えていたのでしょう。毎日見ているつもりでしたが、先入観とは恐ろしい物で、勝手にキュウリのプランターだと思い込んでしまい見落としていたのです。しかも、花の下には、実もついています。・・ということは、すでに花も咲き終わったということになります。その花も見落としていました。「見ているが見えていない。」相手がオクラだから良かったものの、子どもたちに対しては決してこんなことがないようにしなければ・・・


さて、昨日のオクラの様子を見に行ってみるとすでに花は咲いていません。どこに行ったのかと思ってあたりを見てみると花びらが丸まって筒状になった物が一つ落ちていました。花が落ちた後には、実ができています。オクラの花は、まるでセーターかTシャツを脱いだときのようにスポッと抜け落ちるということを発見しました。栽培して観察してみないとわからないことです。これが理科の楽しさなのでしょう。勉強になりました。



今日の出来事


(磐梯山は、薄い雲で覆われています。)
8月5日、夏休みも7日目になりました。「今日は全国的に真夏日になります。」と天気予報で言っていましたが、本校も例外ではなく午前9時30分には、気温は27度まで上がっていました。朝からミンミンゼミの声がひっきりなしに聞こえてきます。ちなみに、蝉は種類によって活動が活発となる気温が異なるそうで、あるホームページによると次のように書かれていました。
ヒグラシ・・・・25°c以下
ニイニイゼミ・・23°C~29°c
アブラゼミ・・・25°c~30°c
クマゼミ・・・・30°c~32°c
ミンミンゼミ・・35°c
30度を超えてもまだ元気に鳴いているのは、クマゼミとミンミンゼミだけ。しかし32度を超えるとクマゼミの活動は、弱まります。35度になってもまだまだ元気に活動してるのは、ミンミンゼミだけということになります。裏磐梯に住まわれている用務員さんによると、以前はミンミンゼミの声が聞こえるような事はなかったそうです。やはり、これも温暖化の影響でしょうか。
しかし、こんな日でも校舎内や木陰に入ると涼しく過ごすことができます。校庭の周りでは、アキアカネやシオカラトンボ、トノサマバッタ(飛ぶときの羽音は結構大きいです。)などが活動し、体育館西側の林の中からは小鳥のさえずりも聞こえ、ゆっくりと時間が流れています。

林の中から.mp3 (クリックしてください。)
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