新聞報道等でもありましたように,文部科学大臣より新型コロナ感染症に関するメッセージが出されました。本日,生徒を通して保護差の皆様に配付する予定となっております。
昨今の新型コロナ感染拡大により,福島県内の学校現場でも感染者が確認されているところですが,感染者に対する差別や誹謗中傷が全国的に社会問題となっています。もし,裏磐梯中学校の生徒・保護者・教職員・地域の方々が新型コロナウィルスに感染した場合,感染者は被害者です。加害者ではありません。感染した人を非難したり,悪口を言ったり,差別したりすることは絶対にあってはなりません。
お互いに3密を避けたり,感染対策を講じて生活をしているわけですから,自分の周囲の人が感染した場合や濃厚接触者になった場合は,決して差別や偏見の目で見ることなく,優しく言葉をかけていただけたら有り難いと感じています。
裏磐梯中学校では,今後も感染拡大の状況をしっかり確認しながら,感染症対策と学校の教育活動を両立していきたいと考えています。3密を避け,換気をして,マスク・消毒を欠かさないなどの基本的な対策をしながら,授業や学校行事を工夫して実施していきます。御理解と御協力をよろしくお願いいたします。
以下,文部科学大臣からのメッセージを添付いたします。大変重要なメッセージですので,保護者や地域の皆様におかれましてはぜひご一読いただきたいと存じます。
文部科学大臣メッセージ.pdf
【参考資料】新型コロナウイルス感染症を理由とした差別や偏見などでつらい思いをしたら.pdf
8月8日(土)・9日(日)の2日間にわたり,全会津中学校水泳競技選手権大会が開催されました。本校からは,特設水泳部の小椋翼くん(3年)が出場しました。3年生にとっては,中体連水泳が中止になったため本大会が中学校生活最後の大会となります。翼くんは,8日に50m自由形,9日に100m平泳ぎに出場しました。
8日の50m自由形では第4組で3位,全体では36名中10位でした。惜しくも8位までの決勝には残れませんでしたが,自己ベストのタイムで泳ぐことができました。9日の100m平泳ぎでは第2組で1位,全体では25名中8位となり,見事自己ベストで決勝に進出。午後から行われた決勝でも,またもや自己ベストを更新し堂々の8位入賞を果たしました。
常設部では陸上部に所属している翼くんですが,同時に水泳も3年間継続してきました。両方の競技を平行して練習するのは大変だったと思いますが,最後の大会で自己ベスト連発。まさに有終の美を飾りました。この3年間あきらめずに努力を継続してきたことに大きな拍手を送りたいと思います。8位入賞おめでとう!





9月3日の全会津中体連駅伝大会に向けて,本校でも夏休みに入り駅伝練習をスタートさせています。今年度は全校生21名中16名(男子11名・女子5名)が特設駅伝部に入部しました。長距離が得意な生徒ばかりではありませんが,夏の暑さに負けない体力をつけるという意味でも,特設駅伝部の練習に積極的に参加することは良いことだと思います。みんな毎日の練習を頑張っているところです。
今日は学校周辺コースを走りタイムを計測する『タイムトライアル』を実施しました。今年の3月に本校を卒業し,現在秋田県角館高校1年生の鳥羽愛梨さんも学校に来てくれて後輩たちと一緒に走ってくれました。お互いに応援しながら,励まし合いながら,全員完走することができました。まだまだ練習は始まったばかりですので,これからの練習でどんどんタイムが良くなると思います。
本校は生徒数が年々減少し,大会に出場する最低人数(5名)ギリギリの状況です。何百人もいる中から選抜される大規模校とは違って,チームを編成することもままならない状態です。今年は何とか男女とも出場できる人数が集まりました。入部してくれた生徒の皆さんありがとうございます。1人ひとりの力は小さくても,みんなで力を合わせて大きな目標に近づけたらと思います。特設駅伝部の皆さん,練習はきついですが,母校の名誉のため,自分への挑戦のため,体力づくりのため,一生懸命頑張ってください。応援しています!






8月2日(日)の民友新聞の「頑張るこどもたち」のコーナーに,本校の陸上部3年生の松本安友武くんと伊藤希天くんについての記事が掲載されました。
以下,新聞記事の内容です。
「新型コロナウィルス感染症の影響で目標としていた全国中学校体育大会が中止となってしまいました。今は,今後開かれる大会に向けて練習しています。松本さんは4種競技(新人戦では混成競技),伊藤さんは砲丸投げの選手です。また,部長,副部長として,部員たちをまとめています。現在,全校生徒21人の裏磐梯中では,生徒が陸上部かバドミントン部のどちらかの部に入ります。2人は中学生になって陸上競技を始めました。お互いについて,松本さんは『頼りがいのある仲間で一番のライバル』と、伊藤さんは『種目は違うが順位では負けたくない』と話します。昨年10月の県中学新人陸上競技大会では,それぞれ2位。県の強化選手に選ばれました。そんな中,大会が中止となってしまったことを『とてもショック。悔しい』と残念がる2人ですが,『卒業後も陸上を続けたい。全国大会を目指す』と話しています。」
この記事を見た小学生や中学生が,「僕も(私も)コロナに負けず頑張ろう」と思ってくれたら嬉しいです。ちなみに伊藤希天くんは8月1日の通信陸上で県2位となり,県ジュニア大会への出場権を得ました。松本安友武くんも8月9日(日)・10日(月)の通信陸上で県1位を狙います。2人とも受験生でもありますので,この夏は勉強と陸上を両立させて文武両道を実現してほしいと願っています。頑張ってください!

8月1日(土)・2日(日)に,全日本中学生通信陸上競技大会の1日目と2日目が,福島市の信夫ヶ丘陸上競技場で行われました。この大会は例年2日間で開催されますが,今年度は新型コロナ対策により4日間にわたり開催されます。そのうちの前半2日が1・2日に開催されました。本校からも1日目(8月1日)には3000mに佐藤大貴くん(2年),砲丸投に伊藤希天くん(3年)・吉村悠希くん(2年)が,2日目(8月2日)には400mに小林空雅くん(2年)・大沼櫂くん(2年),走幅跳に渡部裕樹くん(3年)が出場しました。
希天くんは砲丸投げで12m15の記録で2位に入賞しました。この記録は自己記録を1m以上更新するすばらしい記録です。また,裕樹くんは走幅跳で自己記録を大幅に更新する記録を出しました。3年生が2人とも自己最高記録を出せたのは,3年間どんな時でも部活動を頑張ってきた努力の成果だと思います。この大会で陸上部を引退する3年生もいますが,夏休みは特設駅伝部の活動もありますので目標を切り替えて頑張ってください。
3年生以外の生徒も,それぞれの自己記録更新に積極果敢に挑戦してくれました。部活動を通して小さなことの積み重ねが大きな成果となることを実感してほしいと願っています。記録が伸びた生徒も伸びなかった生徒も,次の目標に向けて努力を継続してください。また,保護者の方々にもたくさん応援に来ていただき,心から感謝申し上げます。炎天下の中ご声援をいただきありがとうございました。
通信陸上3日目・4日目は8月9日(土)・10日(日)に郡山市のヒロセ開成山陸上競技場で開催されます。さらなる陸上部の活躍を期待しています。






7月29日(水)に,裏磐梯中運動会「スポーツデイ裏磐梯」が開催されました。これは,毎年6月に行われていた幼稚園・小学校・中学校合同の裏磐梯地区運動会が中止になったのを受けて,裏中だけで運動会をやろうと教師・保護者・生徒が企画し開催されたものです。校庭で実施する予定でしたが,前日からの大雨で体育館に場所が変更されました。
実施された種目は,①ラジオ体操 ②玉入れ ③借り物競走 ④お玉リレー ⑤お菓子とり競争 ⑥綱引き ⑦よさこい ⑧障害物競走 の8種目です。生徒が紅組と白組に分かれてそれぞれ得点を競いました。どの種目も大いに盛り上がり,笑いが絶えない楽しい時間を過ごすことができました。最後の障害物競走では,小麦粉の粉の中のまんじゅうを口だけでとる場面があり,最後はみんな顔が真っ白になってゴールするなど大爆笑でした。
コロナ対策などで多くの行事や大会が中止や変更される中,やって良かったと心から思える行事でした。生徒たちが思いっきり楽しみ笑いころげる,そんな姿を見るだけでとても嬉しくなりました。生徒にとっても思い出深い時間になったと思います。
また,PTAすこやか委員会との共催行事として,保護者の皆様にも数多く参加していただきました。多くの種目の準備に御協力いただくとともに,綱引きでは保護者チームを結成して生徒チームと対戦するなど,親と子がいっしょに運動会を楽しむことができました。
裏磐梯中だけで運動会をやったことはなく,手探りの状態から準備を始めましたが,保護者の方々の御協力ですばらしい運動会になったと思います。本当にありがとうございました。生徒・保護者・教職員が一体となって作り上げた「スポーツデイ裏磐梯」。このようなすばらしい協力体制を今後も維持していけるよう努力してまいりたいと思います。
真面目にやるときは真面目にやる,ふさける時は思いっきりふざける,今の裏中にはそんな雰囲気があります。暗いニュースが多い時期だからこそ,明るく前を向いて全校生徒で一致団結していろんなことに挑戦していきたいと思います。今後とも,変わらぬご支援をよろしくお願いいたします。









