北一中ブログ

日誌

美術作品の紹介

 今回は、2年教室及び3年教室前に展示してあった美術作品をご紹介します。

【2年教室前】

  

 長机の上には「埴輪・土器」とありました。どうやら2年生の生徒達が古墳時代に思いをはせて作った作品のようです。

 個性豊かな2年生が作っただけあって、一つ一つの作品に違いや面白みが感じられる気がします。

 

【3年教室前】

  

 長机の上には「石を彫る・心の形」とありました。一つ一つの作品にはメッセージも添えられていました。卒業を間近ら控えた3年生がどのような思いを込めて石を彫ったのか、どのような心の形を石で表したのか、想像してみるのもおもしろいものです。

 

 教室前の廊下のちょっとしたスペースでの展示ですが、このような作品があるだけで明るさや温かさが感じられる雰囲気になっているように思われました。

実力テスト(全学年)

 1月10日(水)は、全学年で実力テストが行われました。3年生にとっては、この冬休みの学習の成果や学力の伸びを確認する重要なテストです。1、2年生にとっては2学期までの学習内容がどれだけ定着しているかの確認のテストであるとともに、自分たちの1年後、2年後の進路選択に繋がるテストでもあります。

 どの学年の生徒達も真剣な表情と態度でテストに臨んでいました。

【3年生のテスト受験の様子】

  

 

【2年生のテスト受験の様子】

  

 

【1年生のテスト受験の様子】

  

 

 実力テストは1校時から5校時まで行われました。そして6校時には、3年生は1月22日(月)に行われる中学校最後の定期テストである第3学期末テストに向けての学習計画を立てました。3年生は、今回の実力テストでできなかった分野の復習をするとともに、第3学期末テストに向けての学習にも手を抜かずに取り組んでほしいと思います。

 1、2年生は、6校時に本日行った実力テストの自己採点をしました。受験したテストの自己採点をすぐに行うことで、自分はどの教科が得意でどの教科が不得意なのか、覚えている、理解しているつもりで忘れてしまっていたところはどこなのかなどがはっきりわかります。そして、どこがわからないのかが自分でわかっているときが、学習をして理解を深める大きなチャンスです。テストは、テスト前の学習はもちろんですが、事前の学習に劣らないほどテスト後の学習が大事です。テストで解けなかった問題や理解が不十分だった分野や教科の復習をした生徒達は着実に学力を伸ばしてきます。1、2年生にはこのチャンスを活かして次につなげてほしいと思います。

第3学期始業式

 本日1月9日(火)に第3学期始業式が行われました。

 【校歌斉唱の様子】

  

 

【校長式辞の様子】

  

 続いての校長式辞では、式辞に先立って校長から、能登半島地震で大勢の方がなくなったこと、今現在も避難等で大変な思いをしている方が大勢いることに対して哀悼の意を捧げるとの言葉がありました。そして、このような大災害に見舞われ、学校の始業のめどが立たない地域がある中、日常どおりの生活を送ることができること、予定どおりに始業式を迎えられたことの意義についての話がありました。

 続けて3年生に対しては、この3学期の45日間を終えて4月を迎えたとき、今思い描いている高校に入学することができているように努力をすることについての話がありました。

 2年生に対しては、3年生の姿を1年後の自分として捉え、1年後に焦りや苦悩を抱えているかどうかはこれまでとこれからの努力にかかっているという話がありました。また、「努力」とはどのようなものなのかが具体的にイメージできるように、1986年にスラム・ダンク・コンテストで優勝したスパッド・ウェブ選手を例に挙げていました。スパッド・ウェブ選手は168㎝という小柄な体格でダンクシュートを決めて大会で優勝しました。このことは大きな驚きと衝撃を世間に与え、「小さかったら高く飛べ!」というキャッチフレーズでコマーシャルにもなりました。普通に考えれば168㎝という身長でダンクシュートは無理だと考えてしまいます。しかし、その分高く飛べばできると努力したことでスパッド・ウェブ選手は大会で優勝するほどのダンクシュートをできるようになったのです。このことから、自分に限界を定めないこと、不可能と思われることであっても、努力の結果成し遂げられることあることがわかります。本校生徒にも自分で限界をきめつけるのではなく、どこまでも自分を伸ばすような努力をして自分自身の可能性を切り拓いてほしいと思います。

 続けて1、2年生に向けて、4月になり新入生が入学してきたときの自分自身をイメージしてこの3学期を過ごすようにとの話がありました。新2年生、は中堅学年、新3年生は最上級生として学校をリードできるようにこの3学期の成長に期待しています。

 

【生徒発表:「冬休みの反省と3学期の目標」の様子】

  

  

 1年生代表の目黒結心さんは、冬休み中はなりたい自分を思い描きながら苦手教科、得意教科の学習に取り組んだこと、3学期は冬休みの学習の振り返りを活かした学校生活を送ることについて発表しました。

 2年生代表の古川杏樹さんは、冬休み中は思うような生活や学習への取り組みができなかったことを反省として挙げていました。一方で、家庭での自分の役割をしっかり果たしていたことも述べていました。3学期は3年生卒業後を見据えて後輩に頼られる先輩になること、気を引き締めて過ごすことを目標として掲げていました。

 3年生代表の目黒瑛心さんは、第3学期の45日間を中学校生活の集大成として悔いなく過ごしていくこと、教職員からの言葉かけや友人達の存在があって受験勉強に取り組んでこれたことなどについて発表しました。

 学年代表の生徒の皆さん以外にも、それぞれ生徒がそれぞれの思いや目標をもっていることと思います。それらの目標を一人ひとりが叶えられる学期にしてほしいと思います。

 

 第3学期始業式後に、表彰披露と第3学期の清掃分担についての確認がありました。

【表彰披露の様子】

 表彰披露では3年生の遠藤友貴さんが「日本情報オリンピック予選 敢闘賞」で表彰されました。

  

 

【清掃分担についての確認の様子】

 新しい班での清掃、そしてこの第3学期からは、これまでとは違ったローテーションで清掃を行うということもあり、時間を取って担当教師からていねいに説明が行われました。

  

 この確認の10分後に新しい班、新しい清掃区域の清掃が行われました。確認されたことに沿って一人ひとりが活動し、スムーズに清掃活動を行うことができていました。

第2学期終業式

 12月22日(金)に第2学期終業式が行われました。様々な行事があり、ときに充実感や楽しさを感じ笑顔になり、ときに苦労やつらさを感じたこともあった生徒達ですが、その分様々な点での成長が見られた2学期でした。

 第2学期終業式は校長式辞から始まりました。

  

 校長式辞では、第2学期の様々な行事への取り組みと、そこでの生徒の成長についての称賛がありました。その後、冬季休業中に誘惑に負けないこと、そして特に3年生には進路決定までもう限られた時間しかないからこそ、やるべきことをやること、限界までやることなどの励ましや叱咤激励が述べられました。

 

 続いて各学年の代表生徒による発表がありました。

  

 生徒発表では、第2学期を振り返っての反省、冬季休業中の過ごし方の目標、第3学期の抱負などが述べられました。

 

 次に行われたのは、校歌斉唱です。

  

 第2学期の締めくくりで、生徒達はのびのびとした歌声で校歌を斉唱していました。

 

 第2学期終業式終了後に、生活委員会と生徒指導担当から冬季休業中の生活の注意点について話がありました。

  

 生活委員会が冬季休業中の生活で特に守ってほしいことについて確認した後、生徒指導担当教師から「正しい行動をするためには、一人ひとりが正しい判断をできるようにならなければならない」という話がありました。第2学期終業式での校長式辞でも述べられたように、一人ひとりが正しい判断をして誘惑に負けず、有意義な年末年始を過ごしてほしいと思います。

 

 最後に、保健指導として保健委員会と保健担当からの話がありました。

  

 保健委員会からは「冬休み」にちなんで「ふ」「ゆ」「や」「す」「み」から始まる注意点が述べられました。中でも「や」にちなんだ、ゲームやインターネットの「やりすぎ」には十分注意してほしいと思います。

 保健委員の発表後、保健担当からこれまでの検診で治療が必要と判断されて未治療がある生徒はこの冬季休業の時間を使って治療をすませること、まだまだインフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの感染症が流行しているので十分な対策をして生活することの2点について話がありました。

 

 第2学期終業式という節目にあたって、全校生徒が無事に第2学期を終え、更には令和6年を迎えられることに大きな安堵と喜びを感じています。

 新年、そして第3学期も充実した時間になるよう、この年末年始を過ごしてほしいと思います。

 

 なお、 本ブログでの紹介以外にも、本校保護者及び地域の皆様には、紙面による学校だより「北一だより」も発行しています。「北一だより」は保護者の皆様にはお子様を通しての配付、地域の皆様には地区の回覧でお知らせしています。

 「北一だより」第19号には、今回ブログでご紹介した生徒発表作文の全文が掲載されていますので、併せてご覧ください。

調理実習(第3学年)

 12月18日(月)5、6校時に第3学年の最後の調理実習が行われました。生徒が自分たちで考えたメニューを協力しながら、ときに手際よく、ときに悪戦苦闘しながら作っていました。

  

  

  

  

  

 

 できあがった料理のお裾分けが職員室にもあり、ご相伴にあずかりましたが、どれも良くできていておいしかったです。3年間の学習の成果を身をもって実感できた気がします。

 また、この調理実習は技術・家庭科の授業ではあるものの、受験勉強の合間の潤いのひとときとなったようで明るい笑顔で調理する姿が見られたことも嬉しく思いました。

薬物乱用防止教室(第2学年)

 12月18日(月)3校時に第2学年を対象に、講師として会津若松警察署少年女性安全対策課の方を講師としてお招きし、薬物乱用防止教室が行われました。内容は、「たばこ・酒・違法薬物の危険について」でした。それぞれどのような害があるのか、生活や人生がどう変わってしまうのか、誘惑に負けないためにはどうすればよいのかなど、具体的に話してくださいました。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

 年末年始はクリスマス、お正月と子ども達にとって心が浮き立つ行事が続きます。そして、この時節は世間一般にたばこ・酒・違法薬物の誘惑が多い時期とも言われています。今回の薬物乱用防止教室て知ったことや学んだことをこれからの生活に活かしてほしいと思います。

全校集会

 12月18日(月)に全校集会が行われました。朝のあいつ、校歌斉唱の後、3学年担任からの話がありました。今、努力していることは何か、それが自分の将来にどのように繋がるか考えているかどうか……といった話でした。10年後、20年後の自分の姿を思い描くのはなかなか難しいことです。しかし、それを思い描いた努力と、全く思い描かない努力とでは明らかな違いがあると思います。少しずつでも、中学生のうちに自分の将来像に目を向けるようになってほしいと思います。

  

   

 

 続けて、福島県造形作品秀作審査会特選、ふくしまデザインコンテスト入選の表彰が行われました。

  

  

 この一年は、様々な生徒の活躍が表彰に結びついた1年でした。令和6年も今年以上に生徒が活躍する年になることを願っています。

 最後に校内で行われた自主学習コンテストの表彰が行われました。これは、第2学期末テストに向けて学習をていねいに行った生徒、工夫した学習を行った生徒、一番ページ数の多かった生徒などが表彰されました。

  

  

  

  

 1月からは3年生は私立高校の入試が始まります。期末テストが終わっても、理想の進路実現に向けて努力を続けてほしいと思います。また、1、2年生も冬季休業中にこれまでの学習の振り返りと定着を行い、3学期に備えてほしいと思います。

食育講座

 12月8日(金)6校時に、北塩原村保健センターから講師の先生方を2名お招きして食育講座が行われました。主な内容は、「①福島県の健康について」、「②健康な食事について」、「③たばこについて」の3つでした。

 実験やクイズを取り入れたわかりやすい講座を通して、健康寿命を延ばすためにはどのような生活を送れば良いかについて自らの実生活と照らし合わせて考え、学ぶことができました。

  

  

  

  

  

  

  なお、本講座のまとめとして「①健康寿命を延ばすためには、運動・食事が大切!」、「②食事は、塩分・砂糖の摂取量に注意!」、「③たばこは、自分・周りの人に悪影響!」とのことでした。食育講座で学んだことをこれからの生活に活かしてほしいと思います。

 なお、本ブログでの紹介以外にも、本校保護者及び地域の皆様には、紙面による学校だより「北一だより」も発行しております。直近では12月12日(火)に「北一だより」第18号を発行いたしました。「北一だより」第18号には前回ブログに掲載いたしました「ふくしま『未来の教室」授業充実事業授業公開、今回の食育講座、その他の記事が掲載されていますので、併せてご覧ください。

ふくしま「未来の教室」授業充実事業授業公開

 12月7日(木)に「ふくしま『未来の教室』授業充実事業授業公開」が行われました。参加者に感染症対策を呼びかけ、万全の受け入れ体制での実施となりました。また、参加者には「裏磐梯 百年水」も配付されました。

 

 

 当日は60名を超える参加者をお迎えしてICT機器を活用した授業を提供しました。予想を上回る参観者に緊張気味の生徒も見られましたが、授業が進むうちに緊張がほぐれて普段どおりの姿で授業に参加することができていました。

【第1学年:国語科】

   

   

 

【第2学年:数学科】

   

   

 

【第3学年:保健体育科】

   

   

 

 生徒下校後、授業者と参観者で授業の意見交換会が行われました。「生徒が落ち着いて授業を受けることができている」、「ICT機器の扱いに慣れている」「意見をしっかり発表できている」などの意見が多く寄せられました。また、今後の課題として寄せられた助言等につきましては、今後の学校教育の向上に活かしていきたいと思います。

【意見交換会の様子】

[ 国語科 ]

  

 

[ 数学科 ]

   

 

[ 保健体育科 ]

  

 

 最後に、講師の先生をお招きして「ICT教育の現在と未来像」というテーマで講演会を行いました。

  

 講演会では、今後ICT教育を進めて行く上での新たな気づきや手がかりが得られました。

 ICT教育は教科として位置づけられてはいませんが、近年では教科はもちろんのこと、委員会活動などの教科外での活動も含めて横断的に身に付けるべき内容となってきています。今回の講演で得られた杵築や発見、新たな視点は本校のみならず、講演を聴いた教職員が所属するそれぞれの学校にとって有意義なものであったかと思います。

 講師の先生を始めとて、ご参会なさった先生方のお陰で有意義な時間を過ごせたことに厚く御礼を申し上げます。

放課後学習会

 11月14日(火)発行の「北一だより」第16号に掲載されているとおり、本校では11月9日(木)から放課後学習会を毎週木曜日に3年生を対象として実施しています。当面は数学科の高校入試に出題されやすい内容を中心に学習を進めていく予定となっています。

 この放課後学習会は、学校の応援団の酒井さんと地域のボランティアの佐野さんが講師役を引き受けてくださったことで実現しました。11月9日(木)は初回ということで、3年生全員が参加し、学習の進め方などについて説明を聞きました。

 そして、11月16日(木)の2回目からは、自主的に参加したい3年生を対象として実施しています。どれくらいの生徒が放課後学習会に参加するのか、期待と不安を感じていましたが、これまでのところ毎回半数以上の3年生が参加しています。

 このような一つ一つの努力が結実して進路実現に繋がっていくと思います。今後も自分の目標達成に向けて努力をつつけてほしいと思います。

 なお、このような放課後学習会を実現させてくださいました酒井さんと佐野さんに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。