日誌
薬物乱用防止教室(第2学年)
12月18日(月)3校時に第2学年を対象に、講師として会津若松警察署少年女性安全対策課の方を講師としてお招きし、薬物乱用防止教室が行われました。内容は、「たばこ・酒・違法薬物の危険について」でした。それぞれどのような害があるのか、生活や人生がどう変わってしまうのか、誘惑に負けないためにはどうすればよいのかなど、具体的に話してくださいました。
年末年始はクリスマス、お正月と子ども達にとって心が浮き立つ行事が続きます。そして、この時節は世間一般にたばこ・酒・違法薬物の誘惑が多い時期とも言われています。今回の薬物乱用防止教室て知ったことや学んだことをこれからの生活に活かしてほしいと思います。
全校集会
12月18日(月)に全校集会が行われました。朝のあいつ、校歌斉唱の後、3学年担任からの話がありました。今、努力していることは何か、それが自分の将来にどのように繋がるか考えているかどうか……といった話でした。10年後、20年後の自分の姿を思い描くのはなかなか難しいことです。しかし、それを思い描いた努力と、全く思い描かない努力とでは明らかな違いがあると思います。少しずつでも、中学生のうちに自分の将来像に目を向けるようになってほしいと思います。
続けて、福島県造形作品秀作審査会特選、ふくしまデザインコンテスト入選の表彰が行われました。
この一年は、様々な生徒の活躍が表彰に結びついた1年でした。令和6年も今年以上に生徒が活躍する年になることを願っています。
最後に校内で行われた自主学習コンテストの表彰が行われました。これは、第2学期末テストに向けて学習をていねいに行った生徒、工夫した学習を行った生徒、一番ページ数の多かった生徒などが表彰されました。
1月からは3年生は私立高校の入試が始まります。期末テストが終わっても、理想の進路実現に向けて努力を続けてほしいと思います。また、1、2年生も冬季休業中にこれまでの学習の振り返りと定着を行い、3学期に備えてほしいと思います。
食育講座
12月8日(金)6校時に、北塩原村保健センターから講師の先生方を2名お招きして食育講座が行われました。主な内容は、「①福島県の健康について」、「②健康な食事について」、「③たばこについて」の3つでした。
実験やクイズを取り入れたわかりやすい講座を通して、健康寿命を延ばすためにはどのような生活を送れば良いかについて自らの実生活と照らし合わせて考え、学ぶことができました。
なお、本講座のまとめとして「①健康寿命を延ばすためには、運動・食事が大切!」、「②食事は、塩分・砂糖の摂取量に注意!」、「③たばこは、自分・周りの人に悪影響!」とのことでした。食育講座で学んだことをこれからの生活に活かしてほしいと思います。
なお、本ブログでの紹介以外にも、本校保護者及び地域の皆様には、紙面による学校だより「北一だより」も発行しております。直近では12月12日(火)に「北一だより」第18号を発行いたしました。「北一だより」第18号には前回ブログに掲載いたしました「ふくしま『未来の教室」授業充実事業授業公開、今回の食育講座、その他の記事が掲載されていますので、併せてご覧ください。
ふくしま「未来の教室」授業充実事業授業公開
12月7日(木)に「ふくしま『未来の教室』授業充実事業授業公開」が行われました。参加者に感染症対策を呼びかけ、万全の受け入れ体制での実施となりました。また、参加者には「裏磐梯 百年水」も配付されました。
当日は60名を超える参加者をお迎えしてICT機器を活用した授業を提供しました。予想を上回る参観者に緊張気味の生徒も見られましたが、授業が進むうちに緊張がほぐれて普段どおりの姿で授業に参加することができていました。
【第1学年:国語科】
【第2学年:数学科】
【第3学年:保健体育科】
生徒下校後、授業者と参観者で授業の意見交換会が行われました。「生徒が落ち着いて授業を受けることができている」、「ICT機器の扱いに慣れている」「意見をしっかり発表できている」などの意見が多く寄せられました。また、今後の課題として寄せられた助言等につきましては、今後の学校教育の向上に活かしていきたいと思います。
【意見交換会の様子】
[ 国語科 ]
[ 数学科 ]
[ 保健体育科 ]
最後に、講師の先生をお招きして「ICT教育の現在と未来像」というテーマで講演会を行いました。
講演会では、今後ICT教育を進めて行く上での新たな気づきや手がかりが得られました。
ICT教育は教科として位置づけられてはいませんが、近年では教科はもちろんのこと、委員会活動などの教科外での活動も含めて横断的に身に付けるべき内容となってきています。今回の講演で得られた杵築や発見、新たな視点は本校のみならず、講演を聴いた教職員が所属するそれぞれの学校にとって有意義なものであったかと思います。
講師の先生を始めとて、ご参会なさった先生方のお陰で有意義な時間を過ごせたことに厚く御礼を申し上げます。
放課後学習会
11月14日(火)発行の「北一だより」第16号に掲載されているとおり、本校では11月9日(木)から放課後学習会を毎週木曜日に3年生を対象として実施しています。当面は数学科の高校入試に出題されやすい内容を中心に学習を進めていく予定となっています。
この放課後学習会は、学校の応援団の酒井さんと地域のボランティアの佐野さんが講師役を引き受けてくださったことで実現しました。11月9日(木)は初回ということで、3年生全員が参加し、学習の進め方などについて説明を聞きました。
そして、11月16日(木)の2回目からは、自主的に参加したい3年生を対象として実施しています。どれくらいの生徒が放課後学習会に参加するのか、期待と不安を感じていましたが、これまでのところ毎回半数以上の3年生が参加しています。
このような一つ一つの努力が結実して進路実現に繋がっていくと思います。今後も自分の目標達成に向けて努力をつつけてほしいと思います。
なお、このような放課後学習会を実現させてくださいました酒井さんと佐野さんに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
入試対策(第2学年)
今回は本校での入試対策について簡単にご紹介します。「入試対策」という言葉から3年生のことをイメージする方が多いと思いますが、中学校での入試対策は2年生から本格的に始まります。
下の写真は第2学年教室前の様子です。これから取り組んでいく入試対策教材が陳列されています。各教科1冊、計5冊の問題集に計画に沿って取り組むことで3年間の復習ができます。そして、問題集に取り組む中で自分の弱点を把握し、弱点克服を自主学習で行うというサイクルを創り上げることが理想です。2年生の皆さんには、このことを意識して問題集や自主学習に取り組んでほしいと思います。
なお、「中学校での入試対策は2年生から本格的に始まります」と前述しましたが、高校入試には中学校3年間の学習内容に加えて、ときには小学校での学習内容も出題されます。そのため、小学校での学習も中学校に入学してからの学習も、すべてが高校入試に繋がっていると言えます。
1年生の皆さんにも、現在の3年生、2年生の姿が自らの2年後、1年後の姿であると捉えて日々の学習に取り組んでほしいと思います。
第2学期末テスト
11月24日(金)、27日(月)の2日間にわたって第2学期末テストが行われました。24日(金)は技能教科、27日(月)は5教科のテストでした。
この2日間は、いつもよりも真剣な表情の生徒が多く見られました。特に27日(月)は1校時から5校時まで5教科のテストだったため、昼休みにも学習にいそしむ姿が見られました。
ときどき勘違いをしてしまう生徒がいますが、テストは学習の終着点ではありません。これまでの学習内容に対しての自分の理解度を把握し、抜け落ちていたところや苦手分野に的を絞って学習して確実に身に付けるための絶好の機会です。テストを受けてそこで学習の手を緩めるのではなく、返却されたテストの見直しや間違い直しをすることで弱点を克服し、身に付いていなかった学習内容を定着させるところまで学習を継続することを期待します。
【1学年のテストの様子】
【第2学年のテストの様子】
【第3学年のテストの様子】
中学校で学習した知識や技能は、中学校卒業後の進学や社会人として働く際の基盤となります。「今」のために学習するのではなく、自分の「将来」のために学習に取り組んでほしいと思います。
第2学年幼稚園訪問
11月20日(月)に第2学年による幼稚園訪問が行われました。
あいにくの寒空だったこともあってか、さくら幼稚園まで歩いて行く途中の生徒の会話では、「こんなに寒い中、行きたくないなぁ……。」という声も聞かれたようです。しかし、幼稚園に着いて園児達の前に立つと、すっかり「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」の顔になって園児と触れ合っていました。
園児達と触れ合ったこと以外にも、園児達が自分が作った手作りおもちゃで楽しそうに遊んでくれたことに喜びを感じた生徒も多かったようです。今回の幼稚園訪問での体験をそれぞれの今後に活かしてほしいと思います。
最後になりましたが、お忙しい中、このような貴重な機会を与えていただきましたさくら幼稚園の教職員の方々に熱く御礼申し上げます。
なお、11月22日付けで「北一だより」第17号を発行しました。今回本ブログでご紹介した行事以外にも、さまさまな生徒の活躍について掲載してあります。是非ご覧になってください。地域の皆様におかれましては、今週末の地区回覧でご覧いただければ幸いです。
献血の推進に関する表彰
今回は、生徒ではなく教職員に関する表彰のお知らせです。11月15日(水)に村役場職員の方が来校し、本校校長に日本赤十字社福島県支部からの感謝状が手渡されました。この感謝状は、本校職員が過去5年間にわたって献血に継続して協力してきたことに対して贈呈されたものです。
生徒の様子を中心にお伝えしてきましたが、職員の裏話として掲載させていただきました。
幼小中授業参観・情報交換
11月14日(火)に幼小中連携推進協議会主催による授業参観・情報交換が行われました。これは北塩原村立第一中学校の学区に設立されている幼稚園、小学校、中学校の職員が、それぞれ相互に授業参観や情報交換を行い、園児、児童、生徒を校種の枠を超えて連携して育てていこうというものです。
本校では、授業参観の時間を調整できる教職員が午前中にさくら幼稚園とさくら小学校を訪問しました。短時間の訪問ではありましたが、一つ年齢を重ねる毎に成長している園児や児童の姿を実感することができました。また、園児や児童の実情に応じて様々な工夫を凝らした活動や授業を行っていることを目の当たりにすることがてきました。
午後には、さくら幼稚園、さくら小学校の職員方が本校を訪問し、生徒の授業の様子を参観しました。小学校でお世話になった先生高の訪問に思わず衛顔になったり、背筋が伸びたりする生徒も見られました。
授業参観のあとは、参観した授業ごとの情報交換が行われました。中学校の授業の様子だけではなく、小学校の負担の学習の決まり事など、幅広い話題で情報交換ができました。
今回の幼小中授業参観・情報交換で得たことを今後の教育活動に活かしていこうと思います。