こんなことがありました!

2020年10月の記事一覧

虫眼鏡 上流、中流、下流で石の大きさや形が変わるのは?(5年理科)

 5年生の「流れる水のはたらき」の学習の様子を紹介します。流れる水には、浸食、運搬、堆積の3つのはたらきがあり、これによって上流、中流、下流の土地の様子が変わることを学習してきました。そして今日は、上流、中流、下流の石の様子がなぜ違うのかを追究しました。上流の石は、大きくてゴツゴツしているのに対して、中流、下流と進むに従って石の大きさは小さくなり、丸みを帯びてきます。

 「どうして、だんだん石が丸くなるのだろう。」とTさん。とても自然な疑問です。これに対して「流れている間に石同士がぶつかったり、川底に石がぶつかったりして割れて小さくなるんだ。また、流されて転がっているうちに角がとれて丸くなるんだ。」とHさん。「本当にそんなことが起こるのだろうか。」ということで実験をしました。

 用意した物は、園芸用のスポンジ、これを大きく四角に切りました。切ったスポンジは、インスタントコーヒーの空き瓶に入れ、そこにさらに水を入れました。これで、人工の川のできあがりです。

 瓶に蓋をして、これを一人30回ほど振りました。これで人工の流れる川ができました。さあてどうなったかな?

「おー!」とは、瓶の中身をバットに開けた瞬間の子ども達の声、確かに角がとれて丸くなっています。砂もできました。見事、Hさんの予想はあたりました。みんな納得!!

 最初の形と比べてみました・・・。

 砂ができました。