2021年11月の記事一覧
「似ている物の重さを比べよう」(3年生理科)
3年生は、「おもさをくらべよう」という単元を学習しています。前の理科の時間までに、物は形を変えても重さは変わらないことを学びました。今日は、「にている物の重さをくらべよう」というめあてで学習しました。
まず、ほぼ大きさが同じプラスチックのスプーンと金属のスプーンを提示しました。
「どちらが重いとおもう」
「金属のスプーンの方が重い。だってプラスチックは軽いもの。」
次に、100mLの空き缶を二つ提示しました。
「この2つの空き缶、どちらが重いと思う。」
「大きさが同じだし、同じだと思う。」
しかし、量ってみると片方の缶が重い。
「なぜ、こっちの缶の方が重いんだろう。大きさは、同じなのにね。」
しばらく、考えていたTさんが、「わかった!金ぞくがちがうんだ。」
「そうだね、片方はスチール、もう片方はアルミでできているんだ。」
最後に、砂糖と塩を提示しました。
「砂糖と塩、とても似ているね。これは、どちらが重いかな。」
Mさん「砂糖が重い」、Tさん「塩が重い」
「じゃあ、量ってみよう。(わざと砂糖を少なくカップに入れて量りました。)」「塩が重いね。」
(砂糖と予想したMさんが)「先生!砂糖の量が少ないじゃないですか。それじゃあ、塩が重いのは当たり前です。」
「そうか、量(かさ=体積)を同じにしないと重さは比べられないね。」
こうしたやりとりをした後、塩と砂糖を同じ体積にする方法を知らせ、重さを比べました。
結果は、Tさんは、塩140g 砂糖88g Mさんは、塩141g 砂糖87g でした。
今日も一生懸命学習する姿が見られ、しっかり結果を出すことができました。
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