こんなことがありました!

日誌

鉛筆 中学校の先生による出前授業

 既に、裏磐梯中学校のブログにアップされていますが、2月2日(水)の6校時目に裏磐梯中学校の社会科の先生による6年生を対象とした出前授業がありました。これは、6年生が不安なく中学校に進学できるようにと毎年この時期に行われているものです。

 授業内容は、小学校最後の社会科単元「世界の中の日本」の第1時間目の内容でした。知っている国を発表したり、その中で日本とつながりが深い国はどこかを考えたり、楽しくよくわかる授業でした。中学校のブログにも書かれていましたが、子ども達はとても意欲的に熱心に学習しました。授業の進め方もパワーポイントを使った資料提示があったり、友達と話し合いの時間があったり、小学校と変わりがないこともわかったことと思います。 

 6年生の皆さん、小学校生活も残りわずかとなりましたが、残りの日々を大切に過ごし、そして安心して進学してください。 だいじょうぶです!

給食・食事 2月3日(木)、今日の給食です。

 2月3日(木)、今日の給食です。

 献立は・・・・・

 カうどん  もちきんちゃく  れんこんごまネーズ、 りんご  でした。

 献立一口メモです ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 風邪をひきやすい季節です。手洗いをよくし、好き嫌いなく食べ、休養も充分とって、風邪に負けない抵抗力をつけましょう。食事の前には換気をし、きれいな空気を取り入れることも大切なことですね。 りんごにふくまれるペクチンはおなかの調子を整えます。皮ごと食べると効果的です

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 今日は、5,6年生の給食の様子を紹介します。今日は、もちきんちゃくが好評でした。

給食・食事 2月2日(水)、今日の給食です。

 2月2日(水)、今日の給食です。

献立は・・・・

  ごはん  牛乳  こづゆ  いわし梅煮  塩昆布漬け  福豆ミックス  でした。

一口メモです ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 今日は節分献立です。節分とは季節を分けることを意味しています。節分には、「鬼は外・福は内」といって大豆をまいたり年齢の数だけ豆を食べたりして一年間の幸せを祈るといわれています。「畑の牛肉」ともいわれる大豆は、アミノ酸を多くふくんでいます。強力なたんぱく原を食べて心の鬼を退治しましょう。

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 今日は、3,4年生の給食の様子をアップします。いわし煮、こづゆ、好評でした。

虫眼鏡 コイルモーターをつくろう!(5年理科)

 2月1日(火)、5年生は、今までの電磁石の学習を生かして「コイルモーター」作りを行いました。材料は、単3乾電池1本、導線、クリップ2本、紙やすり、セロテープ、フェライト磁石といった身近な物です。こんな簡単な物でモーターができるというのは、驚きです。子ども達は、作成のコツやコイルが回る原理を理解して制作にかかりましたが、なかなか思うようにコイルは回ってくれません。しかし、導線を削り直したり、クリップを付け替えたりしながら見事完成させました。コイルがくるくると回った時は二人ともとてもうれしそうでした。

虫眼鏡 水溶液には、金属を変化させるものがあるのだろうか。(6年理科)

 6年生は、前の理科の時間までにリトマス試験紙やムラサキキャベツの汁、BTB溶液を使った実験を通して、塩酸などの水溶液や酢、カビハイターなどの身近な水溶液は、「酸性・中性・アリカリ性」に仲間分けできることを学びました。でも、それぞれの水溶液はどんな働きをするのだろう。中性の水溶液は、食塩水や水など飲んでも大丈夫なものの感じがするし、酸性の水溶液の仲間の酢は、台所のシンクの汚れをきれいにしてくれる。そういえば、歯を溶かすのは酸だ。アルカリ性の水溶液の仲間のカビハイターやマジックリンなどは、汚れやカビをきれいにする時に使われる。こんな話し合いをした後、酸性雨によってツツジの花の色が変わることがあること、また、金属でできた像全体に同じく酸性雨によって白い線が無数にできることがあるなど教科書の資料を提示しました。「なぜ、雨が酸性になるの?」「・・・・・。」「今、大気中で量が増えて問題になっている気体はない?」「あー。二酸化炭素だ。二酸化炭素が水に溶ければ炭酸水になり、酸性だ。」「先生、炭酸水を花びらにかけると色が変わるのかな。金属にかけると金属に白い線がついたりするのかな。」こうした話し合いの後、今まで調べてきた5つの水溶液の内、酸性の性質を持つ炭酸水と塩酸を鉄(スチールウール)とアルミニウム(アルミ箔)を入れた試験管に注いでみることとしました。実験を開始してすぐに変化が現れたのは、塩酸を注いだスチールウールでした。さかんに泡を出しています。ところが、塩酸を注いだアルミ箔、炭酸水を注いだスチールウール、アルミ箔は、ほどんど変化がありません。反応を早めるためにそれぞれの試験管をお湯であたためてみました。すると、塩酸を注いだスチールウールやアルミ箔からは激しく泡が出て、ついには見えなくなってしまいました。炭酸水を注いだ方は、依然として変化が見られませんでした。水溶液の中には、金属を変化させるものがあるようです。ところで、塩酸の中で、その姿が見えなくなってしまったスチールウールやアルミ箔はどこに行ってしまったのでしょう。まだまだ、追究は続きます。

給食・食事 2月1日(火)、今日の給食です。

2月1日(火)、今日の給食です。(撮影時の設定が青色が強い設定になっていて、全体的に青みがかった画像になってしまいました・・・。)

 献立は・・・・

 わかめご飯  牛乳 みそ汁 鮭の味噌マヨ焼き 香り漬け でした。

 献立一口メモです ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

鮭にはビタミン類やアスタキサンチン(鮭に多くふくまれいる赤色の天然色素です) DHAやEPA(魚等の脂肪酸)などの栄養素が豊富に含まれています。

 感染予防のために手洗いうがいは大切です。洗った清潔な手でいろいろなところを触らない工夫をしましょう。

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 今日は、1,2年生の給食の様子をアップします。 わかめご飯、鮭の味噌マヨ焼きが好評でした。

虫眼鏡 電磁石の鉄を引き付ける力を強くするにはどうすれな良いか【5年理科(解決編)】

 「電磁石の鉄を引き付ける力を強くするにはどうすればよいか」解決編です。前の理科の時間には、電磁石に流れる電流の大きさを変えて、鉄のゼムクリップが何個付くかという実験をしました。この実験によって電磁石に流れる電流を大きくすると鉄を引き付ける力が強くなることが分かりました。今日は、もう一つの予想、電磁石に巻く導線の巻き数を増やすと鉄を引き付ける力が強くなるかを確かめる実験を行いました。電磁石の導線の巻き数は100回巻きと200回巻で比べることにしました。当然、電磁石の巻き数以外の条件はみな同じにします。(理科の実験の際には、大切な考え方である「条件統一」です。)

まず、2人協力して回路図を考えました。

次に、回路図に従ってまず以前に作っておいた100回巻の電磁石の強さを調べました。ついで、同じ電磁石にさらに100回導線を巻き付けて200回巻の電磁石を作りました。

200回巻の電磁石ができたら、電流を流して電磁石の強さを調べます。(さて、鉄のクリップは何個付くのか。)

 実験の結果は勿論、各自ノートに記載しますが、結果を共有するためにホワイトボードにも書き込みます。

 実験の結果、100回巻きの電磁石が持ち上げた鉄のクリップの数は3回行った平均が、Hさんは4個、Yさんは5個、200回巻の電磁石が持ち上げた鉄のクリップの数は3回行った平均が、Hさんは14個、Yさんは11個という結果になりました。さらに、200回巻の電磁石に乾電池2個直列につないでみると、持ち上げたクリップの数は3回行った平均が、Hさん、Yさんともに26個にもなりました。

 前の時間の実験と、今回の実験の結果から、電磁石の鉄を引き付ける力を強くするには、電磁石に流れる電流の大きさを大きくしたり電磁石の導線の巻き数を増やしたりすればよい事がわかりました。

 それにしても、子ども達のてきぱきと実験を進める力には、いつも感心させられます。

鉛筆 今日から2月・・・・。

 2月になりました。「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」と言われますが、月日の経つのが、あっと言う間に感じられます。3学期の登校日は、今日を入れて残り34日になりました。1日、1日を大切に過ごしていかなければと改めて感じます。

 2月は、古い呼び方で如月(きさらぎ)と言います。その由来は、まだまだ寒さが厳しい時期のために、更に衣を重ね着するという意味の「衣更着(きさらぎ)」が転じて「如月(きさらぎ)」になったという説が最も有力とされています。2月4日は立春。暦の上では春ということですが、如月の呼び名の由来のように2月はまだまだ寒さの厳しい日が続きます。健康にも十分気を付けていきましょう。そのためには、早寝早起き、朝ごはん、規則正しい生活を心がけていきましょう。

 2月1日(火)、午前8時の天気は晴れ、気温は-6度。玄関の扉のガラスには、氷の芸術が出来上がっていました。

校長室から 1/31

体験から学ぶこと~気楽に読んでください~

 20数年前、学級担任をしていたときの話です。学級で生き物を飼育してみよう・・ということになり、キンクマハムスターの飼育を始めました。キンクマハムスターはハムスターの中では比較的大きい方で、『温厚で大人しい性格のため、初めてハムスターを飼育する初心者におすすめ』ということもあり、子ども達が中心となって、オス2匹の飼育を始めました。2匹は前情報通り、とてもおとなしく人懐っこく、育てる経験のスタートに適した動物でした。すぐに子ども達にも人気者となり、休み時間や昼休みの度に外に連れ出され、毎日のように校舎前の花壇で一緒に遊んでいました。
 キンクマハムスターは日に日に大きくなり、高さが20cm位の水槽の壁なら、飛びついて簡単に外に出ることができるようになりました。校内で脱走されては大ごとです。理科室から一番大きな水槽を運び入れ、金網のフタをして脱走できないように対策を講じることにしました。子ども達と約束したことは『遊んだ後は必ずフタをすること』でした。しかし、ある朝教室に行ってみると、2匹のキンクマハムスターはすでに脱走した後『もぬけの殻』状態でした。子ども達と一生懸命に探しました。以前、プチ脱走をしたときに発見された、足踏み式オルガンのペダルの陰にもいませんでした。休み時間の度、教室という教室、物と物との隙間、手当たり次第探しました。2日間捜索しましたが結局見つからず、子ども達と共にあきらめることにしました。子ども達は約束を守らなかったためにキンクマハムスターが脱走したこと、学校中に迷惑を掛けてしまったこと、見つかったとしても無事に発見されるはずが無いことに大反省をしていました。私は担任として、ある意味これも大切な学習だなと感じていました。
 それから5~6日ほど過ぎた頃、朝いちに教室に行き、いるはずの無い水槽を覗いてみると、そこに2匹とも帰宅しているではありませんか!子ども達共々、キンクマハムスターの奇跡の帰宅劇に大興奮してしまいました。その後、脱走&帰宅劇の真相を探るべく同じ環境で観察を続け、再び脱走をしようとする現場を捉えようと試みました。
 数日後の授業中、Y君が「あっ、先生!今、脱走しようとしてます!!」と教えてくれました。キンクマハムスターは、寝床にしていた、逆さまのカップ麺の容器に立ち上がり、そこからジャンプをして電気ケーブルに飛び移り、サーカスの綱渡りのようにして脱走していたのでした。授業そっちのけで、子ども達と一緒にその現場を観察してしまいました。そして、改めて動物の能力の高さを思い知らされました。「凄い知能ですね」「くじけない根性が凄い」「頭良いんですねぇ」と子ども達も感心しきりでした。
 今、学校現場ではなかなか動物を飼育することが難しくなってきています。衛生面の問題やアレルギーの問題、長期休業中の対応の問題など様々な側面を考える必要があります。しかしながら、そうした実体験を通した学習は、ちょっとやそっとでは忘れない、とても大切な記憶になると考えております。だからといって、すぐに動物を飼おうという短絡的な発想ではありません。体験や実験、観察などの実体験を伴う学びを大切にし、実感を是非大切にしたいと考えております。
 今学校では、令和4年度のカリキュラムを作成しているところです。今年度以上に体験的な学習を大切にしたいと考えております。保護者の皆様、地域の皆様に協力をご依頼する場合もあるかと思いますので、その際は是非ご協力いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。